第58話 人工太陽
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たところをダブルチャージショットで狙い撃って破壊した。
そして扉を潜り抜け、外に出ると立ち塞がるバリアントやメカニロイドを薙ぎ払いながら、残りのエネルギー発生装置を破壊した。
途中でエックスが立ち止まったりしたが、すぐさま先に進み、シャッターを潜ると、こちらに舞い降りてくる一体のレプリロイド。
ソル・ティターニャン。
「(ソル・ティターニャン。試験運転中の天候調整用小型人工太陽のオペレーティングレプリロイド。バイルが人工太陽を奪取すべく部隊を派遣した際、誤って一体を破壊。丁度回路同調中であったため、残った一体も管理回路に損傷を受ける。直後、派遣部隊は消し炭と化した。灼熱の空間、嬌声を轟かせ炎の麟紛を撒き散らし舞うティターニャンは後にバイルの部下となった。炎属性と言うことは弱点は電気属性か)」
エネミーアナライジングで解析し、解析結果をエックスに送るとエックスも頷いて両腕を交差させて、それを広げるとボディの色が電気属性の黄緑色に変化した。
「キャハハハッ!ここまで来るなんてあんたら、超気合入ってんじゃん!あ、でもその偉そうな顔は超むかつくー。もっとこう、汗とか涙とか、ズルズルに垂らしてさっ!ヒーヒー言って命乞いしてみせてよ!そういう奴を真っ黒な消し炭に変えてやるのが超楽しいんだもんっ!あんたらも…消えてなくなっちゃえっ!!」
ティターニャンがエックスとルインに向かって火炎放射を繰り出してくる。
「来るよ!」
「分かってる!!」
ダッシュで火炎放射をかわし、ルインはオーバードライブを発動し、ダブルセイバーで斬り掛かる。
直撃はしなかったが、電気属性の攻撃が掠ったため、ティターニャンの機嫌がすこぶる悪くなる。
「あんた、超ムカつくんだけど!フレイムファン!!」
赤い炎と緑色の炎のブーメランを作り出し、ルインに喰らわせようとするが、ルインはエアダッシュで上に移動した。
そしてエックスはチャージしているバスターの銃口から雷を迸らせ、ダッシュジャンプでティターニャンとの距離を詰めた。
「え!?」
「ダブルチャージショット!!」
至近距離での電気属性を持ったダブルチャージショットが二発同時にティターニャンに直撃した。
「きゃああああっ!?」
弱点の電気属性を、しかも強力なチャージショット二発もまともに喰らったティターニャンが仰け反る。
「当たれ!プラズマビット!!」
ルインもエアダッシュで距離を詰めて電撃弾を発射し、仰け反っていたティターニャンを叩き落とす。
「こ、この…もう許さないんだから!バーニングミーティア!!」
ダメージと感電から立ち直って再び飛翔すると、巨大な火球を頭上に作り出し、エックスとルインに向けて放り投げる。
「
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