第58話 人工太陽
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えてダメージを受けてしまうの。日陰に入るなどして耐熱限界を超えないように気をつけてね〜。また、エリア内に人工太陽のエネルギー発生装置がいくつかあるようだから、それらを破壊すればエリア内の温度を下げることが出来ると思うよ』
「了解、ミッションを開始します」
「アリアさん。サポートをお願いします」
エックスが腕をXバスターに変形させ、ルインがZXセイバーを構えながら先に進む。
「ふふ…」
「ん?どうしたんだいルイン?」
突然微笑んだルインにエックスは首を傾げるが、ルインは微笑みをそのままにその疑問に答えた。
「うん…エックスと二人でのミッションって本当に久しぶりだなって思っただけだよ」
「そうだね。二百年ぶりだ。」
「本当にアリアさんには感謝だね…エックスを助けてくれて…」
「それを聞いたら絶対に調子に乗るだろうけど」
『聞こえてるよエックス君。とにかく、エネルギー発生装置のあるポイントを送るから頑張って』
溜め息を吐いたアリアがエックスとルインにエネルギー発生装置が設置されているポイントが送った。
「了解、これよりエネルギー発生装置が設置されたポイントに向かいます」
「行こう」
アリアから送られてきたエネルギー発生装置が設置されている場所に向かうエックスとルイン。
所々にある足場を飛び移り、メカニロイドやバリアントを破壊しながら最初のエネルギー発生装置がある部屋に入る。
「せいやぁっ!!」
HXアーマーに換装し、ソニックブームを飛ばしてメカニロイドを両断すると、エックスはバスターを構えてショットを連射して一つ目を破壊した。
「少しだけ暑さが和らいだね」
「少しだけ…だけどね」
ルインは少しだけ暑さがマシになったことは感じたが、それでもまだまだ暑い。
「次の装置を破壊しよう。急ごうルイン」
「うん」
外に出ると僅かに気温がマシになったことで体温上昇は遅くなったが、このままでは耐熱限界を超えてしまうため、急いで移動して別の日陰に向かう。
途中で巨大な斧を持ったメカニロイドが襲ってきたが、エックスがチャージショットを放って破壊し、破壊されたメカニロイドのチップと斧がエックスの足元に落ちる。
チャージショットを受けながら溶解していないところを見ると、かなり高度なビームコーティングが施されているらしい。
「エックス!?早くしないと耐熱限界超えちゃうよ!?」
「ああ、今行くよ」
ルインに急かされたエックスが走り去る。
いつの間にかエックスの足元にあったはずのチップが無くなっていた。
一方、場所はアリア達の拠点に戻り、トレーラーの転送室では端末を操作しているアリアの姿があった。
「えっ
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