サン
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をこれでもかというほどつねりあげられたルフィは、涙を浮かばせながら情けない声で返事をした。
それを見てやはりチョッパーは、ひぃと声をあげてますますウソップの後ろに隠れるが、今度はウソップまでもが顔を青ざめさせていた。
当の少女はナミがこの船で権力を持っていることを見抜いたのか、その視界にもうルフィは入っていなかった。
「ごめんなさいね、あたしはナミ。
この船の航海士よ、よろしくね。」
「いえ、こちらこそ。
私は杏と言います。」
「唐突で悪いんだけど、状況説明頼んでいいかしら?
こいつじゃ話になんないのよ。」
「…そのようですね。」
ナミはやれやれ、とお手上げのポーズをとった。
それを見て杏は視線(すごく冷たい視線)をチラリとルフィに向けた後、再びナミへと戻した。
そして、腕を組んで話し始めた。
彼女の着ている丸襟半袖の白シャツと首元に光るネックレスが、夕焼けに染まってオレンジ色に輝いていた。
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