暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!〜μ’s feat.me〜
Aパート
LIVE6 白夜とことり
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
未か!
「って危なー!何これ、僕、違う意味で逝くんじゃないの?」
次々と矢が飛んでくる。僕はことりを護りながら避け、時には掴みその難関を抜けて行った。
「こ、怖かったね。」
「うん、僕も初めて命が危ないと思った瞬間だったよ。」
『では、ランチをご用意しておりますのでお越しください。』
ここの従業員が丁寧に説明してくる。プレオープンなのに結構粋なことするんだ。
「じゃあ、ハク君行こ。」
またもや、ことりに手を繋がれランチの場所に連れていかれる。なんか今日のことりは積極的だなぁ。促されるままに来たのは大きいレストランだった。しかも前の方にステージがあった。
『ここからは案内人が変わります。では、少々お待ちください。』
「担当変わりました。これからあなた方の世話をさせて頂きます小泉花陽です。」
「「花陽(ちゃん)?」」
そ、そんな……今までことりを騙していた刹那達の作戦が変わったのか?ここで普通に花陽を出してくるなんて……どこまで予測不能なんだ。
「当店のオススメは白米となっております。」
それは花陽のオススメじゃないかな?看板に出ているのとオススメメニューが違かったし。
そんなことを考えてランチを食べていると最悪なアナウンスが流れた。
『今日、この場には結婚を前提にお付き合いしているカップルがいます。では、南ことりさん、黒薙白夜さん前にどうぞ。』
アナウンスをしたのは希先輩だった。僕らは案内されるがままにステージに立ってしまった。僕は未だに状況が理解しきれてないんだけど、ことりは楽しそうにしている。こういう時って案外、女の子の方が強いのかな?
『では、新郎新婦のプロフィールを紹介いたします。新郎の黒薙白夜さんは現在大人気グループ《トリニティ》のヴォーカルを務めております。そして新婦の南ことりさんは彗星の如くスクールアイドル界に現れた《μ’s》のメンバーであります。では、準備がありますのでお二人は別室に向かってください。』
僕たちは案内人に案内され、別室に移動する。すると、そこには何故かウェディングドレスとウェディングスーツが置いてあった。
『これを只今から着てもらいます。』
着付けの人にそう言われて30分が過ぎた頃、ウェディングドレスを着たことりがやって来た。か、可愛いし綺麗だ。
『では、新郎新婦の登場です。』
「なんか結婚式みたいだね、ハク君。」
「そうだね。なんか面白いね。」
駄目だ、もうことりを見れない。目がヤられてしまう。
『おいおい、なんか結婚式みたくやってんじゃねえよ。そこのバカどもよぉ。』
『俺たちが手本見せてあげますか?ハッハッハー』
『だいたい何だよ。新婦の夢がお嫁さん?笑わせんじゃねえよ、子供かっての。』
僕らが入場してくると前に居るチンピラどもがバカみたいにデカイ声で騒ぐ。ほんと、絵
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ