Aパート
LIVE6 白夜とことり
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最近疲れてるからね?
「ことり、すごい楽しそうだね。」
「だって、ハク君とデート出来るんだよ。もうことり感激!」
喜んでることりも可愛いなー。
『そこのカップル。写真撮らないかい?』
僕とことりが楽しんでるところに誘ってきたのは黒いハットを被って従業員の格好をしている刹那だった。
「刹那なにやっt「記念に撮らないかい?」はぁ……」
「撮ろうよ!」
「じゃあ、撮るぜ。」カシャッ
「「ありがとうございました。」」
クソ、純粋なことりの弱みに入れて来るなんてどこまで卑怯なんだ。ことりが気づかない天然な奴だって知ってるのに。
僕がそう考えて歩いていると大きいマスコットキャラクターがいた。。
「ねえねえ、あそこにクレシェちゃんが居るよ!」
クレシェちゃんとは音ノ木坂周辺の有名マスコットキャラクターである。
「そこのカップルさんいらっしゃいにゃ!」
あ、凛だ。ここのマスコットはボイスチェンジャーが搭載してないのかすぐに凛だと分かってしまった。せめて口調くらい直しといてよ……
「凛なにやっってるの?」
「ハク君、何言ってるの?この子は凛ちゃんじゃないよ。」
ことりも気付いてよ。
「このクレシェちゃんがオススメアトラクションを紹介してあげるよ。」
「なになに?」
ことりが食いついてるよ……まぁ、いっか。可愛いし。
「りn……クレシェのオススメはあのお化け屋敷にゃ!」
今、凛って言おうとしたよね?絶対言おうとしたよね?
「じゃあ、ことり行こっか。お化け屋敷以外に。」
「何で?クレシェちゃんはお化け屋敷が楽しいって言ってたよ?」
ことり、目を覚ますんだ。ことりは騙されてるんだよ。
「お化け屋敷に行ってくれないとチャイナドレスや着物はもちろんレースクイーンにチアガール、看護婦にキャビンアテンダント更にはファミレス店員に女性警官制服やレオタードとOLスーツにセーラー服やブレザーや巫女服に加えてメイド服やテニスウェアなどのコスプレ用品を家に送りつけるよ?」
「止めてくれ?そんなものを送りつけられたらコスプレ(白夜に着せ替え)大会が始まって僕の精神が保たない!」
なんて卑怯な手を使ってくるんだ!こんな僕の弱みを知っているのは刹那と隼人しかいない!あの二人、後で殺す!
「そのセット後で貰えますか?」
ことりも興味を持つなー?
「別途料金1000円になってるよ。」
たった1000円で僕の命を取るのか……
結局、僕はことりの『ハク君、お願い?』に負けてお化け屋敷に行くことになった。お化け屋敷の中は廃病院を改造したようなものでなかなか味が出ていた。
「ハク君、怖いよ……」
「大丈夫だって。ただのアトラクションだから。」
そう言った瞬間、目の前にキラリと光るものが1つ。それは矢だった。この僕の頭を正確に狙ってくるのは海
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