1部分:第一章
[2]次話
第一章
ブリーフ怖い
最近だ。クラスの中でだ。おかしな言葉が流行っていた。
「うほっ、いい男」
「やらないか」
「いいのかい?俺はノンケでも食っちまう男なんだぜ」
「ふう、腹の中までパンパンだぜ」
「嬉しいこと言ってくれんじゃないの」
男連中だけでなくだ。何故か女子の面々も笑いながらこんなことを冗談で言い合っているのだ。
それを聞いた中川進一はだ。友人達に何処からそうしたおかしな言葉が出て来たのか尋ねた。
するとだ。こんな返事が返って来た。
「くそみそテクニックって単語でネットで検索してみろよ」
「くそみそテクニック!?」
「そうしたらわかるからな」
友人に笑いながら説明された。それを聞いてだ。
彼は実際に家に帰ってからその単語で検索してみた。するとだ。
そこには所謂ゲイの世界があった。つまり男と男がそういうことをしている世界である。それを見て彼は皆の使っていたおかしな言葉の元が何処かわかった。
「ああ、そっちの世界だったんだな」
彼はその検索から出て来たサイトの漫画を見て頷いた。
漫画を最後まで読んでみるとああ、そういうことかと妙に納得できた。進一にゲイの趣味はないがそれでもだ。納得できるものがあった。ただしかなりの拒否反応はあった。
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ