第16話 熱血ボルテージ100%!これが怒りの熱血モードだ!!
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闘が終わると途端に熱血モードは解除されてしまい、元のダイバンチョウへと戻ってしまったのだ。
まだまだ、番自身の知らない強さの秘密がダイバンチョウには宿っているのかも知れない。
「轟番、ダイバンチョウよ。お主こそが、この宇宙を守る為にこの星で生まれた戦士なのかも知れないな。そう、お前こそ【勇者番長】の名に相応しいのやもしれないな」
「止せよ。勇者なんて御大層な人間じゃねぇよ。俺はただ売られた喧嘩を買うだけの不良さ。ただの不器用な人間でしかねぇよ」
否定はしてみたものの、内心番の中にはその言葉が根付いていた。【勇者番長】。宇宙の平和を守る為に辺境の星で生まれた戦士。だが、今はまだ番自身はその言葉の意味を余り深くはとらえてはいなかった。
ただ、売られた喧嘩は買う。自分の家に土足で入り込んで来た無法者を叩きのめす。その程度の事しか頭にないのだから。
しかし、近いうちに番自身も理解するやも知れない。その【勇者番長】と言う名の意味と重みを。
その日は果たして何時の日なのか。明日か、明後日か、それとも1年後なのか?
それは此処にいる番にもケンゴウ星人にも分からない答えであった。
つづく
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