第八章 反転
第13話 本当の声
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替える。
上条は苦笑いしながら立ち尽くす。
つまり。
十香の制裁を止める者は誰もいない。
十香「ハァァァァァ!!!」
士道「うわぁぁぁぁ!!!」
この日。士道は一度目の死を迎える事になる。
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ーー
ー
誘宵美九ではなく。
宵待月乃として。
この日。彼女は舞台へと上がった。
″力″無しでの歌に、一瞬観客は騒めいた。
そりゃあそうだろう。″力″を使えば直接脳内に響くのに対して、無しでは歌を感じ取ってもらわなければならないからだ。
が、それも少しの間のこと。美九の″本当″の歌声を聞いた彼らは、『偽りのファン』ではなく、『本当のファン』として、盛り上げて、歓声を上げて、最後には拍手を送ってくれた。
美九は満面の笑みを浮かべながら、最後の最後に爆弾発言を落として、このライブを締めくくった。
「ありがとう……ございます……だーりん、大好き……っ!!」
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