暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1248話
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
きな奴と言いたげな視線を俺の方へと向けてくる。

「まぁ、このご時世だからこそだから。足の向くまま、気の向くままって感じで」
「ふーん……ま、いいけど。この近くだったよな? それならサセボシティが大きい街だぞ」
「サセボシティ?」

 サセボシティ……つまり、佐世保。となると、ここは長崎県か?

「ああ。連合軍の基地やネルガルの工場とかがあって、人は多いぞ」
「そっか、分かった」

 男に軽く礼を言ってその場を後にする。
 ……さて、これからどうするか。
 出来ればゲートを設置したいんだが、こんな人が多い場所に設置出来る筈もない。
 かと言って、郊外とかに設置すればあの木星蜥蜴? とかいう奴等が空を飛んでいるのを見れば安心は出来ないだろう。
 そもそも、連合軍とやらがこの近くに基地を持っているのなら、恐らくレーダーとかもあるだろうし。
 そうなれば、間違いなくゲートを設置すれば見つかってしまう。
 すると最終的には連合軍やらと戦闘になってしまう訳で……あの木星蜥蜴とかいう奴等がいるのを考えると、それもちょっと遠慮したい。
 にしても連合軍……地球連合軍か。SEED世界じゃあるまいし。
 出来ればゲートを設置するのは、誰も来ない離れ小島……それこそギアス世界でR2が始まる前に設置していたような場所が望ましいんだが。
 まぁ、取りあえず情報を集めるか。
 この世界の現金を持っていない以上、そっちもどうにかして都合を付けないといけないだろうし。
 ただ、この世界を見る限りだと戸籍とかその辺はしっかりしてそうなんだよな。
 宝石とかを売るのがベストなんだけど、身分証とかが必要になるとなれば難しい。
 ……さて、どうしたものか。
 そんな風に思いながら街中を歩き回り……小さいながらも図書館を見つけ、そこでこの世界の歴史を調べる事に成功する。
 そして図書館で時間を潰し、夜になると図書館を追い出される。

「さて、これでどうするべきか」

 周囲は夜という事もあって人の気配が少ない。
 出来ればそろそろ何かを食いたいが、それが必要な金もない。
 昼食は茶々丸の弁当があったが、それだって既にもうない。
 最悪、空間倉庫の中には他にも大量に食べ物は入ってるんだが。
 いや、本当にどうしたらいいんだろうな。
 原作知識があれば、話の流れを読んで先回りとかも出来るんだろうけど。
 ただ、昼に聞いたネルガルってのは結構大きい会社らしいから、そこに行ってみるか?
 そんな風に思いながら歩いていると、不意に何かの衝突音が聞こえてくる。
 何かトラブルなら、それを片付けて情報やら食事やらを貰えるかもと考え、音のしてきた方へと向かうと……そこでは車が1台と自転車が1台。そして男が2人と女が1人。
 そのうち、男
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ