暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1248話
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イナップル。
 昨夜と先程の風呂で消耗した体力を取り戻すべく、食パン2斤を食べ、ベーコンエッグ12皿に、ボウル2杯分の野菜サラダ、キウイ10個、パイナップル5個をそれぞれ食べる。
 今日は未知の世界に転移する日だ。少しでも万全の体調にしておく必要がある。

「はい、アクセル。デザートのショートケーキよ」

 俺の食欲には既に慣れているのだろう。マリューは特に驚いた表情も見せずに俺の前にショートケーキ3つが入った皿を置く。

「普段ならケーキを好きなだけ食べても体型の変わらないアクセルを見て羨ましいって感じるけど、朝からショートケーキってのはそんなに羨ましくないわね」

 俺の食欲に驚きはしないが、それでも朝からショートケーキを食べるってのは合わないのだろう。シェリルが何とも言えない表情を浮かべて俺の方を見ていた。

「そうか? ケーキとまではいかないけど、どこかの国は朝にチョコレートを食べるらしいぞ? 似たようなものだろ」
「うーん、あたしから見ればどっちもちょっと遠慮したいわね」
「そうだな、こうしてアクセルが食べているのを見ると、食べる量を減らさなければならないと思う時はある。何しろ、私達は時の指輪で不老にはなっているが、それは体型が変わらないという訳ではない。食べ過ぎれば当然太るのだから、アクセルの恋人として、そんな姿を見せるわけにはいかないからな」
「……スレイさんは実働班なのですから、十分身体を動かせるではないですか。私や千鶴さんの場合は基本的に政治班なのですから、身体を動かすには魔法球を使う必要があるのですけど」
「あらあら、あやかったら。そう言いつつも生身での戦闘訓練はしっかりやってるから、心配はいらないでしょ?」

 そんな風にしながら食事を済ませると、既に時間が午前10時過ぎ。
 その後は皆でのんびりとする。
 今日は基本的にレモン達の仕事はない。
 俺が転移する日だということで、こうして全員でイチャつきながら昼過ぎまで過ごして、十分に鋭気を養うのだった。





 昼過ぎ、今俺は転移区画にいる。
 そこには、シャドウミラーの主要な面子の殆どが揃っていた。
 いつもと違って少し大袈裟なのは、リュケイオスを使った未知の世界の転移というのが数年ぶりだからだろう。
 門世界、Fate世界と、ここ暫くはリュケイオスを使わない転移なり、未知の門なりを使っていたのだから。
 そう考えると、確かにこれだけの人数が集まっても不思議でもないか。

「アクセルさん、もし良かったらこれを持って行って下さい。どのような世界に転移するのか分かりませんが、お腹が減った時にでも食べて貰えると嬉しいです」

 エヴァと一緒に来た茶々丸が、俺へと弁当箱を渡す。

「ふんっ、感謝するのだな。茶々丸が用
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