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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL8 ブラックサレナとユリ
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「ははは!!それでよ………」

コンビニの前の駐車場に複数のガラの悪い男達が居た。輪になり、周りにゴミを散らかし、大きな声で騒ぎながら屯っている。

「あいつ等のせいか………」

よく見てみると通行人はその光景を見て、避けながら歩いている。中のコンビニの人も困った様子だ。

「さて、どうするか………」

流石に見過ごせないとも思うが、お世話になっている以上、迷惑を掛けたくない。

「取り敢えず警察に連絡して後は………ってディア!?」

つかつかと堂々と歩いていき、ガラの悪い男達の前に行く。

「あん?何だねーちゃん、俺達に何か用か?おっ、もしかして遊びの誘いか?だが俺達相手だと火傷じゃ済まねえぜ?」
「なあなあ、ちょっとガキだけど結構可愛くね?」
「俺普通に好みだわ………」
「俺はもっとスタイルある方がいいけどなぁ………」
「俺は全然OKだぜ!!」

と5人組の男がゲラゲラと笑いながら話す。

「何を勘違いしている。貴様等の笑い声や所業がこの商店街の人達の迷惑だ。何処か違うところへ行け」
「あん?ねーちゃん、誰に口開いてんだ?」
「貴様等だ。いい加減不愉快だ。周りの人の迷惑を考えないのか?」
「テメエ………何調子こいてんだ?覚悟出来てんだろうな?」

そう言われてもディアは引かない。………いや、手は僅かながら震えていた。

「全く………」

流石に見ていられなかった。ここでディアを助けなければ何をされたもんか分かったもんじゃない。

「いいぜ、だったらテメエが俺達を楽しませろよ。だったら俺達も………あん?何だテメエ?」
「レイ………」

後ろを向いたディアの顔は少しこわばっていた。

「お前なぁ………動くなら先に言えよ………」
「す、済まない、見ていられなくて………」
「まあディアらしいよ」

頭を撫でてディアを庇う様に立つ。

「テメエ何者だ?俺達の邪魔をする気か?」
「俺達はそのねーちゃんに用があるんだよ!!」
「そのねーちゃんは俺の連れでね。勝手な真似されるのは困るんだよ」
「へぇ………テメエも俺達に文句があるのか?」

そう言うと男達は俺達を逃がさない様に囲むように動き始めた。

「はぁ………悪い事は言わないからこのまま大人しく帰るつもりは無いか?」
「何だ?ここに来てビビったか?」
「帰ってほしいならそのねーちゃんはおいて行きな!!そのねーちゃんと楽しい事をするつもりだからな………」

とニヤニヤと笑う男達。

「レイ………」

不安そうにディアは俺の服をしっかり握った。

「大丈夫だ。俺に任せろ」
「カッコつけてんじゃねえよ!!!」

そう言って正
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