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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL8 ブラックサレナとユリ
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、特撮を見て盛り上がっている一同。レヴィやユリ、ユーリが好きなのは分かるが、シュテルやディアもちゃんと欠かさず見てるのだ。
「マスター、コーヒーのお替わりは?」
「ああ、じゃあ頂くよ」
そう言うと焔がコップを持っていきコーヒーを注いでくれる。この部屋にあるコーヒーメーカーはカプセルタイプの物なので、カプセルを変えれば様々なコーヒーを飲めるし、コップさえ選べばこうやって焔も入れられるのだ。
「はい」
「サンキュー」
何だかんだ特撮は子供の頃以来で更にあまり見れなかったので俺も楽しんでいたりする。それは年上のアミタとキリエも一緒のようで、何気にこの場に全員集まっているのだ。
「さて、今日はどうするかな………」
明日は学校と言う事で特に予定も無く、何も無ければブレイブデュエルで自分磨きをしようかと思っていたが………
「そう言えばよくディアが教えてくれた商店街に行ってなかったな………」
海鳴市の街はあらかた回っていたが、ディアが最初に説明してくれた商店街にはまだ一度も足を運んだ事が無かった。
「ディア、今日っていつも行く商店街に行くのか?」
「ああ、明日学校が始まるからいつもより少し多めに買い物しようと思っているが………」
「俺も付いて行っていいか?そう言えば商店街に行った事なかったからさ」
「それは助かる。今日誰かに手伝ってもらうつもりだったからな」
「へぇ………」
着いた商店街はショッピングモールほどでは無いものの、人が多く居た。
昔ながらとは言わないが、綺麗な道に小商店が並ぶ様に店が続いている。比較的新しい事が客を減らさずに済んでいる要因なのかもしれない。
「予想外か?」
「えっ、あ、いや………」
「我も初めて来たときは驚いた。近くにショッピングモールがあるのだ。だからもっと静かと思っていたが、地元の人やこだわりの品を求めてやってくるのだ」
「その内の1人がディアか」
「ああ。ここの野菜も肉も魚も新鮮だからな」
なるほど、それが大きな要因のようだ。ショッピングモールが安く量なら、こっちは質とこだわり。
「さて、今日はどんな物が………」
そう言いながらディアが店の売り物を確認する。その目は熟練された主婦の様だった。
そんなディアを遠目に周りを見てみる。
「うん………?」
様々なお店が並ぶその中で不自然な点があった。何故かコンビニ前を人が避けて歩いている様に見える。
確かに商店街の中にコンビニがある事に少し違和感を覚えるが、それでもおかしいと言うほどではない。
「あいつ等は………」
その中で更に異質な光景があった。
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