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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL8 ブラックサレナとユリ
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の!?」
「少し制裁を………おい、立てポンコツ。まだまだ話はこれからだぞ?」
「いや、ちょっと落ち着こう!!」
俺の言動を聞いてキリエが慌てて止めた。
「そうですよマスター………」
「うん、焔ちゃんも止めて……」
「先ずは紐で吊るしてサンドバックにしましょう」
「いや、違うでしょ!!零治君も紐探さなくて良いから!!」
アミタが一生懸命2人をなだめる。
「………何があったのだ?」
「………まあ想像は出来ますが、正直くだらないです」
「でもあれだけ怒ってるのよ?」
キリエの視線の先の零治は紐の次に鎖を準備していた。
「鎖はもっとダメです!!」と一生懸命止めてるが聞き耳を持たない。
「まあまあ2人とも落ち着こう」
そこで現れたのがグランツ博士だ。流石に博士の前で暴れる事は出来ず、渋々手を止めた。
「ありがとう博士!!」
「ユリ、君もちゃんと謝るべきだよ。特に零治君は何も分からない状態で戦って苦労しただろうし」
「ごめんねマスター!!」
博士に言われ謝るがどうしても軽く感じる。
「ちょっと私は!?」
まだ謝られていない、焔が怒りを露わにして騒ぐ。
「ユリ」
「………ごめんなさい」
グランツ博士に言われると何故か素直にちゃんと深く頭を下げて謝った。
「何で博士に言われると素直に聞くのよ………」
「俺が聞いた時こんな素直な反応一度も無かったぞ………」
ユリの変わりように俺と焔はイマイチ納得いかないが、ちゃんと言ってるのでこれ以上は何も言えなかった。
「いやぁ………扱いが早苗君みたいで懐かしいね。早苗君もこんな風に周りを振り回してたからね。いつも私ともう1人の同僚が怒る雅也を制してたよ」
「母さんのキャラがどんどん崩壊していく………」
「いや、悪いイメージが強いだろうけど、早苗君はいい子だよ。天真爛漫で、いつも明るくて、私達もいつも笑顔にしてくれたよ。雅也に恋して彼に対してのちょっかいが強くなったけどそれも見てて初々しかったよ」
「そうですか………」
「ユリは母さんに似てるのかな………?」
「まあ早苗君が造ったようだし、似てるかもしれないね。私も懐かしく感じたし。だからあまり無下に扱わないようにね」
「………はい」
とは言え、ユリはニヤニヤと「そうだ、そうだ」と言ってる様子を見るとどうしても考えてしまう。
「………マスター」
「うん?」
「よろしくね」
「………まあよろしく」
その後、何だかんだ馴染んだユリ。特にレヴィと気が合うのかよく楽しそうに2人で話している。
「いけー」
「やれー!!」
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