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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL8 ブラックサレナとユリ
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あっ、ううん、何でもない、何でもない!!」

どうやら焔は隠し事は苦手のようだ。

(最低後1回別のフォームがあるって事だよな……お願いだから普通の奴を………)

そう願わずにはいられなかった。

「それで今度はどんなタイプなの?」
「私が代わりに説明するわ。博士は作業に大変だろうし」

キリエの問いに焔が代わりに答えた。確かに焔なら問題はないだろい。

「焔頼む」
「分かったわ。………じゃあ先ずは、あの子の名前はユリ「ちょっと待て!!」何よ?」
「あいつの名前ってクロユリじゃないのか!?」
「?何その変な名前?」
「あいつが名乗ったんだぞ!!何か漆黒がどうとか堕天使がどうとか……」
「あの子、カッコいいと思ったフレーズは直ぐに名前にしたりするのよ」

成る程、面倒なのがよく分かった。

「レヴィに似てる様だな」
「ボク?ボクは別に名前なんて………うん、付けてるや」

身に覚えがあったのか、苦笑いしながらレヴィが答えた。

「それで性能面ではどうなのですか?」

シュテルは直接見ていたというのもあり、気になるのはやはりブラックサレナの能力の様だ。

「タイプ的には探索タイプよ。硬い守りで攻撃を防ぎながら相手を探す。これが基本スタイルよ。………ただ探索能力に関しては対した能力はないから、やっぱり突出してるのは守りね。あの分厚い装甲にフィールド、ましてや転移まで出来てしまうからセイグリッドよりも固いと思うわ」
「それは………凄いわね」
「バランス崩壊してませんか………?」

キリエやアミタの言う通り、改めて聞くとなんとも恐ろしい性能だ。

「それがそうでもないの。実はブラックサレナは防御面も攻撃面も充実してるけど、機動力がイマイチ。突貫力はあるけど、急な動きには付いて行けないわ。そこをどうカバーするかが使い手の技量にかかるんだけど………」
「おい、そんな残念そうな目で見るな。俺だって成長してるっての!!」
「更に、ブラックサレナは直ぐにガス欠になり易いわ。元々ブラックサレナはマスター自身の魔力を使えず、ブラックサレナ自身の魔力を使って戦うの」
「そうなのか!?」
「何でマスターが驚くのよ……まさかユリから聞いてないの!?」
「『頭で考えるな、感じろ』って言われたが?」
「あのおバカ………」

と焔が呆れた顔で呟いた。何だか焔の事がユリの姉に見えてきた。

「他に何か無いの?」
「後、ブラックサレナ換装し、一度魔力切れ、もしくはダメージによって換装を解除された場合、そのデュエル中の再換装は出来ないわ」
「使用は1戦闘1度切りと言うことか……」
「魔力切れであれば、一応自動回復するから使用出来るかも知れないけど…
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