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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL8 ブラックサレナとユリ
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だ無駄な動きが多い。だからそこまで疲労が出るんだ」
「分かってますよ………」
一心自身も分かっている。一応初めた頃から比べたら見違えるほど上達しているのだ。
「くそっ……」
「ふふ、まあ最初と比べたら随分と成長したんだ。私を倒すのにはまだまだだが、いずれ追いつく日が来るだろう」
「いずれ……か」
その言葉が一心には1番悔しかった。
最初こそ、何としても勝ちたいから、次第にこの人の隣に立ちたいと気持ちが変わっていた。
凛々しく、美しく、そして何よりも強いこの女性に………
そして一心は1つ心に決めていた。それは………
『シグナムさんに勝ち、認めてもらえたら告白する』
しかしその道のりはまだまだ遠い………
「そう言えば明日から入学式か?」
「はい。明日から高校デビューっす」
「確か……」
「天央付属高等学校です」
「ジリリリリリリリリ!」
「………」
「ジリリリリリリリリ!!」
「………んっ」
「ジ、ジリリリリリリリリ!!!」
「うるせえ!!」
耳に直接聞こえる叫び声のような声をきき、怒鳴りながら起き上がる。
「はぁはぁ………おはようマスター………」
声の正体は黒いゴジックドレスを着た銀髪のツインテールの女の子だ。しかし大きさは焔より少し背が低い。
「俺、確か目覚ましよろしくって言ったよな?」
「?だから目覚まし」
「誰も直接言えなんて言ってねえよ!!」
と怒るも、本人はごめんなさいと舌を出してテヘペロと謝った。
絶対悪いと思ってないだろうが、朝っぱらこれ以上怒る気になれないので諦めた。
「ユリ、マスター起きた?」
「私の目覚ましパワーでね!!」
「?まあいいわ、王様がご飯できたって」
「分かった、準備していく」
「了解」
返事を聞いた焔は下へと降りていく。
「あっ、待ってよ焔〜!!」
その後をユリが追いかけれ行った。
「………あいつすっかり馴染んだな」
「それじゃあまたホルダーを預かるよ。今回は前もって準備していたから2時間くらいで作業を終えられるかな」
ヴィータとの戦いの後、帰宅し食事を済ませた後だ。
「前もって準備していたってどういう事ですか?」
「ごめんね零治君。実は焔を造った時に既にユリの存在がある事は知っていたんだ。だけど驚くかと思って内緒にしていたんだよ」
「そうだったんですか………じゃあ焔も」
「当然よ。だけどもう現れるとは思っていなかったわ。それに1番最後だと思ってたし………」
「最後?」
「
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