Episode 1 - Armament Detective
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「ありがとう。」
そういい、雪和は車に乗り込んだ。
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数日後____
「おーい、坂上ー、おきろー。」
「ぅ......っく、ん?雪和....もう4限目終了か?」
「ああ、とっとと行くぞ。この前お前放ったらかしたら俺が怒られたんだから。」
「へへへ、そいつぁ、すまねえぜ。」
「誰だよ.......いこう。」
「ああ。」
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「今回もバンバン撃つだけだろ?あぁ.....面倒臭い。探偵科志望すればよかった.....」
そう愚痴りながら、智樹は大型自動拳銃、H&K Mk23にマガジンを挿入する。
「そう言うな。腐ってもAランクだろ。行くぞ。」
「Aランクだけどさぁ......モテなかったじゃん......」
そう言い、智樹はへこむ。
「それに比べて雪和はいいよなぁ、モテモテで。」
「カッコいいとかが理由ならよかったな。残念ながら可愛いだ。」
「まーたまたそんな事言っちゃって。Sランクのお前がモテない訳ないだろ?」
「Aだ馬鹿。」
「いやわかってるがよ.......なんで手抜いたんだ、やっぱり納得いかない。」
「お前は納得しなくていいだろ。」
雪和は、ショルダーホルスターにH&K USPを入れる。
「ある。」
その疑問に、智樹は自信満々に答えた。
「な、なんだよ。」
「お前と連んでいる俺におこぼれがこない。」
「お、おう。」
雪和は若干引きながら上着を着た。
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「ん?そっちは射的場じゃないだろ。どこ行く気だ?」
雪和が違う道を行っている事に疑問を感じ、智樹は雪和に問う。
「お前が射的は飽きたって言うから依頼でも受けようかなと。」
「あぁ、成る程。それなら俺も行こう。」
「まあ、一日中寝てるお前は嫌でも依頼こなさないと駄目だろうな。」
「まあな。」
智樹は誇らし気に答える。
「で、何行くんだ?」
「ん?これでいいだろ。」
雪和は内容も見ずに取ったためわかっていない。
紙を広げて依頼内容を見る。
「えーっとなになに......集団強盗犯の逮捕依頼.....?」
強盗犯という文字に雪和は過剰に反応する。
「なんかあったのか?」
「いいや、なにも。で、内容が......近年多発している連続集団強盗犯の逮
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