Episode 1 - Armament Detective
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..キツい......」
「同感だ......」
雪和と智樹、他数名は全方位に回転する椅子に座っている。
既に2名が酔いによって瀕死になっており、雪和と智樹も中々マズイ状況に陥っていた。
「あと5分だ。」
「あ、ああ.....」
「了解した......」
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「ぐあ.....死ぬ.....これは酷い....」
「生きているか.....坂上?」
「あ、ああ......なんとかな......」
「てめえら大袈裟過ぎんだよ。あと少し休んだら、次は身体能力を見る。わかったな?」
「あ、ああ.......」
「大丈夫だ......問題.....ない......」
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「うーし、復活したみてえだな。全員、とっとと武器を持て。一人づつ俺のかかってこい。これは俺達のストレス発散も兼ねている。頑張れよ。」
「じゃあ、俺が行こう。」
智樹がそう言い、M92Fにマガジンを挿入して出てきた。
「じゃあ、開始!」
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「負けました。」
「ああ、数十秒で終わったな。」
「雪和.....俺はもうダメだ.....幸運を......祈る......」
「うっせとっとと起きろ。」
「グハッ」
雪和は倒れている智樹の腹に踵落としをかます。
「し.....死ぬ......本当に.....死ぬ。」
「じゃあ、次は俺だな。」
「無視ですかぁ!?」
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「かかってこい。」
そう言い、その男は拳銃を構える。
「わーったよ。」
「ッ!?」
雪和は速攻で距離を詰め、そのまま顔にストレートをかます。
「グッ......!」
「やるじゃねえか.....ならこいつはどうだ!?」
二発目の拳を受け流し、関節技に入ろうとするが、雪和は投げられる前に側転で抜け出し、ついでに顔を蹴る。
「チッ」
「どうした?俺はまだ銃すら抜いていないぞ。」
「なめてんじゃねえぞ!」
そいつは一気に距離を詰め、パンチを繰り出すが、それは受け流される。
そして視界外からハンドガンで発砲する。
しかし、雪和はそれすらも読んでおり、簡単に回避すると、相手に背を向ける形になった。
「こいつで終わりd___
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