Episode 1 - Armament Detective
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のは諦めろ。」
「なっ!?なぜバレた!?」
「さっきから仕切りの壁ガン見してんじゃねえか。しかも向こうは女子が身体検査を受けている。」
「・・・」
「整列しろ。」
2年の先輩が声をかけると雪和と智樹、そして他数名の男子が集まる。
「まずは身長測ってもらう。」
「雪和、いくつだ?」
「ん?122.7だな。」
「いや嘘つくんじゃねえよ!!」
「いやだって、俺の目にはそう映ってる。」
「自分の身長気にしてるからって他人の身長まで変更するのやめてもらえません?!」
「チッ」
「いやチッ、じゃないから!ね?!ね?!」
「177.8cm。死ねよ.....」
「いや最後のおかしいだろ!!」
「ケッ、とっとと測りやがれ蛆虫。」
「いや人間だよ!むしじゃないよ!」
「そこ、うるせえぞ。」
「は、はい.....」
「ほら、注意された。」
「いやあんたが悪いだろ今のは......」
雪和は身長計の台に乗る。
「140だろ?わかってんだよ。」
「ああ....ええっと、ん?」
「どうした?」
「141cmだぞ!よかったな!」
「マジで!」
「嘘。」
「内蔵引きずりますよ?」
「すんません.....」
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各自に身長に会った銃が配られる。
「まあ、なんだ。俺の身長が低いことはわかっている。だが......なんでG11なんだよ!」
「いやお前小せえし。それくらいしかもてねえだろ。」
「小さくて悪かったな!もっとあるだろカービンとか!」
「いやそれすら持てなさそうだからこうなってんだろ。黙って付いて来い。次は視力検査だ。」
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「右......?左......右斜め上.....いや、右だな......」
視力検査では銃のスコープを覗き、試験官がさした円の空いた部分を口に出して言うという形で行われる。
しかし、雪和はそこまで目が良くない。
「見えん......」
「紅楼寺 雪和、1.2、1.3と.......次。」
「右、下。上。右斜め上。左斜め下。下。上。」
「まじか......」
指された円を次々と言っていく智樹を見て雪和は感心する。
「坂上 智樹。2.5、2.8。目がいいな。」
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「グッ......これは...
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