第四十五話 牟田大尉!刺繍も芸術!!その二
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「しかしだ」
「実際は、ですよね」
「拉致を捏造って言っていましたね」
「多分知っていたと思うんですが」
「拉致はあったって」
「そうだろうな」
それを嘘を言っていたというのだ。
「それが日本の良識だった」
「恐ろしい良識ですね」
「こんなとんでもない話ないですね」
「ちょっとこれは」
「酷いですね」
「それもマスコミの報道でどうにかなった」
朝日新聞等の報道でだ。
「良識になっていたのだ」
「ちょっとシリアスな話になりますね」
「社会党の実態ですか」
「日本の戦争責任とかを言いながらですね」
「目の前の日本人の危機は無視していた」
「洒落にならない現実ですね」
「俺達もそこまで出来ないですよ」
二人にしても拉致はあったと言うしだ、目の前の日本人の危機や災厄を無視して捏造の主張を喚いたりはしない。
「いや、本当にです」
「このことは覚えておかないといけないですね」
「日本の良識は何だったのか」
「そのことは覚えていかないと」
「そういうことだ、そして今回君達を呼んだ理由だが」
ようやく本題に入る、こで。
「君達の勝負のことだ」
「はい、今回のですね」
「それのことですね」
「色々と前振りが長かったですけれど」
「そのことですね」
「三十分前日帝衆が発表してきた」
まさについ先程だ。
「種目は刺繍だ」
「ああ、アップリケとか使ってですね」
「針で縫っていく」
「あれをするんですね」
「そうだ」
こう二人に話す。
「そして場所だが」
「今度は何処ですか?」
「もう場所かなり減ってますけれど」
「一体何処ですか?」
「何処でやるんですか?」
「作者が今考えていたがだ」
悪田部の言葉は過去形になっている、つまりもう決まったのだ。
「海遊館だ」
「ああ、大阪の」
「今度はあそこですか」
「刺繍と全然関係ないですけれど」
「あそこになったんですね」
「最早場所は何処でもいい」
関西の名所ならだ。
「それで海遊館になった」
「まだ勝負の場所になってないからですね」
「それで決まったんですね」
「その通りだ」
次回は何処にするか、正直困っている。
「わかったな」
「はい、よくわかりました」
「もう嫌になる位に」
「この作品がどれだけいい加減に書かれているか」
「あとネタに困っていることも」
「その通りだ、だが君達はこの作品が続く限り主役だ」
このことは変わらない、某種運命ガンダムとは違って主役交代はない。
「問題はどれだけ続くかだ」
「じゃあ何とか作者にはネタ出してもらいましょう」
「飽きたら連載中断するみたいですが」
「中断ではない」
では何かというと。
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