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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第四十五話 牟田大尉!刺繍も芸術!!その一

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               第四十五話  牟田大尉!刺繍も芸術!!
 尚智と尚武は今回は最初から悪田部の事務所に来ていて言っていた。
「やっぱり俺達あれですよ」
「何かこう燃えたいんですよ」
 こう言うのだった。
「酒に女の子に」
「あと美味いものに」
「それも全力で」
「青春を謳歌したいんですが」
「もうしていないか」
 これが悪田部の二人への返事だった。
「君達は」
「まあそうですけれどね」
「実際問題として」
「俺達はそうです」
「そうしていますがね」
「そうだな、ではいいな」
 悪田部は二人にあらためて言った。
「私はこれからオフだからだ」
「酒池肉林ですね」
「これからまた」
「今日は妹プレイだ」
 そうしたプレイも好きな悪田部である。
「複数の女の子達と同時にだ」
「お兄ちゃんプレイですか」
「それはいいですね」
「私に妹はいないが」
 実は悪田部は一人っ子だ、兄弟姉妹はいない。
「しかしだ」
「妹プレイはですね」
「お好きなんですね」
「そうだ、中々いいものだ」
 こう二人に言うのだった。
「だからしてくる」
「そういうことですね」
「これから」
「そしてその前に君達に伝えることがあり呼んだ」
「はい、部屋でDVD観てから」
「いきなり黒服の人達が来ました」
 いつも通りの展開である。
「それでここまで、です」
「強制連行されてきました」
「強制連行は幻だが」
 左翼勢力の言うそれはだ。そもそもこの話は日韓併合が無効でなければ成り立たない話だ。日本であったならば只の徴用だからだ。
「今回は違うと言うのだな」
「リアルですよね」
「ガチ強制連行ですよね」
「オウム真理教ばりの拉致」
「北朝鮮じゃないですか」
「鳥取の砂丘の様にな」
 そこでも拉致があったという。
「そうなったな」
「はい、恒例通り」
「正直驚きましたよ」
「けれどそれはそれですよね」
「この作品はそうしたことは問題ないんですよね」
「大きな問題は気にしない作品だ」
 小さな問題もである。
「だからこうしたことも問題ない」
「拉致してもですね」
「主役を拉致しても」
「そういうことだ、ただしリアルではだ」
 この作品世界を読んでいる読者諸兄の世界ではというと。
「そうはならない」
「はい、絶対に」
「そこはそうならないですよ」
「何処をどうやっても」
「ガチで犯罪ですから」
「日本の良識を自称していた某政党は拉致は捏造だと言っていた」
 社会党、現社民党である。尚この政党が南京や731部隊、靖国参拝、強制連行、従軍慰安婦を朝日新聞と共に言った。
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