ロックマンゼロ4
第56話 蒼と朱
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高々に言うアリアにルインは彼女の手を握って感謝の言葉を述べる。
「ありがとうございます!エックスを助けてくれて!!」
「いやいや、困った時はお互い様だよ。私は愛と慈愛で出来ているスーパー科学者だからね」
「…でもあなたは、ゼロとルインがオメガと戦い始めた時には既にボディを完成していたのを教えてくれませんでしたよね?」
「え?」
「まだ根に持ってるの?超絶お馬鹿だなエックス君。ピンチになってからヒロイン助けに行った方がドラマチックで格好いいじゃん。エックス君、君はヒーローの鉄則って物を理解してないね」
あっさりと悪びれずに言い切るアリアにルインは開いた口が塞がらない。
エックスも頭を抱えていた。
「フフフフ、まあ、とにかく中に入りなよ。子供達の相手をしてくれれば嬉しいな」
「「は、はあ…」」
「そうそう、ここの人達は、あの“エックス”君がコピーだって知ってるんだ。正体を言うか言わないかは君の判断に任せるよ」
「わ、分かりました…」
正体を言うか言わないか…子供達の相手をしながらエックスはかなり悩んだ末に正体を言った。
エックスの正体を聞いた人間達からは今まで何をしていたのかと質問責めされたのは言うまでもなかった。
エックスはしばらくここにいることになりそうだと、人間達の問いに答えていくのだった。
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