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リリなのinボクらの太陽サーガ
コンサルテイション
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て互いに相手を倒すべく、交差時に剣とナイフの一閃を放った。

一瞬の沈黙。

背中を向け合う状態で、ジャンゴとマキナは斬りつけた姿勢のまま無言でいた。戦いを見守っていたなのはがゴクッと唾を飲んだ瞬間……、

ビリッ!

マキナのバリアジャケットの上着が斜めの線を描いて破れた。

「そこまで! 勝者、ジャンゴ!」

「はぁ……はぁ……負けちゃった。私もまだまだ未熟か」

「ふぅ……マキナも強かったよ。一瞬でも気を抜いてたら、負けてたのは僕かもしれない」

「そう? ジャンゴさんが言うなら、私も少しはサバタ様に近づけてるのかな」

「多分ね。……ところで、バリアジャケットってそんな風に破れるんだ……」

「ああ、これぐらい魔導師ならよくある事だよ。魔導師たるもの、やられたら真っ裸になるのが次元世界の常識だし」

「そんな常識はどこにも無いよ!?」

マキナの言葉にたまらずなのはがツッコミの声を上げた。しかし攻撃を受けるとバリアジャケットが破損する点を見ると、あながち間違いとは言えなかったりする。そしてまたどこかの獣耳な世界では本当に常識であるのだが……それは別の話。

「ん〜にしても見事に斬られちゃったなぁ。私のバリアジャケットが綺麗にスパッと裂けてるもの」

「それは良いんだけどさ……マキナちゃん。さっきから谷間とかお腹とか色々見えちゃってるのに、恥ずかしいとか隠そうとか思わないの?」

「全然。育ってきた環境がアレだから感覚がわからないというのもあるけど、こういう格好だとそれはそれで涼しくて気持ちがいいし」

「す、涼しいって……もう好きにして……」

「そうさせてもらおう。ところで一つ聞きたいんだが」

「なに?」

「下半身は脱いじゃ駄目かな?」

「えぇ!?」

「下半身は……」

「脱いじゃ駄目だよ!? もう、マキナちゃん! せっかく羨ましいスタイルしてるんだから、もう少し女性らしい常識を身に着けてよ!」

「なんか……こんな話題されると男として気まずいや……」

「確かにジャンゴも性欲を持て余すよな。私も気持ちはよくわかるぞ」

「お、おてんこさま……僕はそんな意味で言ったんじゃ……」

「つーか、太陽の使者! あんた性欲あんのかよ!?」

「とりあえずマキナちゃんは早くバリアジャケットを再構成するか、もしくは元の格好に戻って! その格好だと無駄に色気が放出されてて、なんか私が落ち込むから!」

「なんでなのはが落ち込むのかはさておき、模擬戦は終わったんだから確かにいつまでも展開しとく意味は無いね」

最近胸の成長を気にし始めているなのはの説得を受けて、マキナは大人しく夏服に戻る。それによってなのはもジャンゴも一応落ち着き、マキナは今
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