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リリなのinボクらの太陽サーガ
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新暦67年9月16日、5時20分。

色々後始末やってから、ざっくり言えばひとまず高町家に全員集合。

「え〜……イモータルに襲撃されて誰一人倒されずに生き残れた事は喜んでおこう。で、それはそうとなんで彼女達(アリサとすずか)がいるんですかねぇ、士郎さん?」

「待ってくれ、なんで真っ先に俺を疑うんだ!?」

「ここにいる面子の中では私達を除いて最も事情を理解している人間だから」

「確かにそうかもしれんが、俺はマキナちゃんに言われた通り誰にも話していないぞ!」

「でもなのは以外で、この二人の片方にでも情報を送れそうな人間といえば……」

「すまん、マキナ。実は静止される前に俺がケータイで忍にメールを送っていたんだ。それで襲撃されたという事で彼女達の家にも連絡を……」

「そういえば私がなのはの無事を確かめてた時に隠れて送ってたね、恭ちゃん……」

「発信源は恭也さんかい! もう……せっかく注意したのに……」

「そう不貞腐れないでよ、マキナ。確かにこれからしばらくの間、私達も襲撃される危険があるかもしれない。でもあたし達はなのはの生存を知れて凄く嬉しかったし、親友を暗殺しようとした連中にガツンと仕返し出来てむしろ気分爽快だわ」

「ガツンというよりドカンだけど、結局逃げられちゃったんだよね。でもかなり大きなダメージを与えたはずだから、しばらくは大人しくしてくれるんじゃないかな?」

「高町家関係者の恐ろしいまでの行動力に、私も感服するよ……。ところであの爆弾は何なの?」

「あれは2年前の事件の時みたいにイモータルに狙われても何とかできるように予め作っておいた、火薬に大量のエナジーを込めた代物だよ。ちゃんと効くかわからないから、とにかく威力を重視したんだ」

「そのせいであの辺の道路一帯はしばらく補修が必要になったけど……今の世界経済の影響でガソリン代がダイヤモンドのように高価になってて車を使う人がかなり減ってるから、交通情勢にそこまで影響は出ないわよ。ま、トンネルまで崩れなかったのは幸運よね」

「知らない内に私の友達が過激な思想を持っていた事に、震えが止まらないよ……。せっかく再会したのに、なんか感動の気持ちが湧かないよ……」

友人2名の敵は徹底的に倒そうとする思想に戦々恐々するなのは。しかしなんとなく彼女も他人の事を言えない気がする、とマキナは思った。

「とりあえず今後に関わる重要な事から話していこう。まずさっきのイモータルについてだけど、ジャンゴさん。今回の下手人……ポー子爵は『なのははあの方の悲願を果たすために必要』、『確保さえできるなら生死は問わない』と言ったんだね?」

「うん、その通り。おてんこさまも一緒に聞いてたから、それは間違いないよ」

「うむ。となる
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