仲間のために俺たちは戦う
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何かあったら、ギルドは…」
マカロフ「走れー!!」
グレイとエルザはアクノロギアたちを必死で食い止めるマカロフを止めようとする。だがマスターは
絶対にアクノロギアたちを離そうとはしない
エルフマン「かくなる上は俺たちも…」
グレイ「妖精の尻尾をなめんじゃねぇぞ!!」
エバーグリーン「当たって砕けてやるわ!!」
ビックスロー「おおよ!!」
ウェンディ「みんなで力を合わせれば!!」
全員アクノロギアたちに立ち向かおうと構える
マカロフ「最後くらいマスターの言うことが聞けんのか!!クソガキがぁー!!」
マカロフのその言葉で、俺たちの中に動揺が生まれる。だが
ナツ「俺は滅竜魔導士だ!!そいつが敵って言うなら、俺が――――」
ナツがマカロフに加勢しようとしたが、それをラクサスが止めるように引っ張り始める
ラクサス「走るぞ!!ナツ!!」
ナツ「ラクサス!!お前…!!」
ナツはラクサスに文句を言おうとしたが、それをやめる。ラクサスは涙をこぼしていたからだ
エルザ「マスター…どうかご無事で」
エルザもそのあとに続いて走り出す。ほかの全員もマカロフに背を向け走り出す。みんな、涙を流し
走り続けた。マカロフは自分の仲間を、子を守るため、歯を食い縛り、痛みに耐え、アクノロギアた
ちを食い止める
マカロフ「何の目的か知らんがなぁ…これ以上先には進ませんぞ!!この後ろにはワシのガキどもが
いるんじゃあ!!」
マカロフは叫ぶ。しかしアクノロギアたちはそんなことなどお構いなしにマカロフを押す
マカロフ「ぐわああああああああ!!」
マカロフは次第に押され始め、ついにアクノロギアたちによって地面へと倒されるアクノロギアたち
は倒れたマカロフの左胸を押し潰そうと力を入れる
マカロフ「ごわああああああああ!!」
痛みと目の前のアクノロギアたちに絶叫するマカロフ
マカロフ「ああああああ…はっはっはっはっ」
「「「?」」」
絶叫していたマカロフが突然笑い始め、アクノロギアたちはそれに困惑する
マカロフ「(初めて親らしいことが…できたわい)」
マカロフは自分の子供たちを守れたことに満足し、笑みを浮かべていたのだった
マカロフ「(もう思い残すことはない…)」
マカロフは目を閉じ、自らの死を受け入れようとしていた。しかし、その脇を一人の男が駆け抜ける
。アクノロギアたちはその男を潰そうと尻尾を振るうが、男はそれを避けてアクノロギアの体を登り
始める
ナツ「じっちゃんを、返せ!!」
マカロフ「ナツ!!」
その男は、先程マカロフが命を賭けて救おうとした内の一人、ナツだった。アクノロギアはまとわ
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