暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1247話
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いるから、問題ないだろう。
 ……これで新しい世界に行った時、別の恋人を作ってくれば色々と言われそうだけど。

『確かに今のアクセルなら、何があっても生き残れるだろう。それこそ、宇宙空間に放り出されても平気なのだから、心配する必要は基本的にないと思う』

 予想外な事に、星刻が俺の言葉を認める発言をする。

「だろ?」
『しかし!』

 ……と思ったら、別にそういう訳ではなかったらしい。

『基本的にという事は、あくまでも基本でしかない。つまり、基本以外の何かイレギュラーな事態が起これば、アクセルであろうとも死ぬ可能性は否定出来ない』
「それはそうだな。けど、それは誰にだって言える事だろ? こうして俺が今いるホワイトスターがあるのは次元の狭間だが、それこそこうしている今この時、何らかの理由でこの次元の狭間そのものが破壊される可能性すらある」
『それでもだ。……もっとも、アクセルの事だ。幾ら私達が何を言っても、それを聞くとは思えなんがな』
『……うむ。アクセル代表の性格は麻帆良にいた時から変わっておらんのう』
『それを言うのであれば、オーブにいた時でしょう。彼の突拍子もない行動には何度驚かされた事か』
『ははは。その流れで行けば、私はまだ良かったのでしょうな。アクセル代表と知り合ったのは、バジュラ戦役が後半に入った頃でしたし』

 そんな風に、何故か俺の心配をして自重させるという目的の話し合いが、いつの間にか俺と初めて会った時の事へとなっていた。
 それでも結局この後1時間程話をする事になり、何とか俺がリュケイオスを使っての転移をする事を了承させる事が出来た。
 ……本来なら、リュケイオスを使っての転移ってのはあくまでもシャドウミラーでの出来事だ。幾らシャドウミラーと関係が深い世界の代表者だとしても、近右衛門達に俺を止める権利はない。 
 それでもこうして前もって話を通しておくのは、近衛右衛門達が本気で俺を心配しているというのが分かるからだ。
 それぞれの世界の代表であり、色々と腹黒いところもある者達が揃っているが、それでも俺の心配をしているのは事実。
 まぁ、中には俺がいなくなればシャドウミラーがおかしな事になるんじゃいかって心配もあるのだろうが。
 ただ、Fate世界の時も俺が1年いなくなっていたが、それでも普通にシャドウミラーは運営されていた訳で……その辺を考えれば、そこまで深刻になる必要もないと思うんだけどな。
 いや、これだと話が堂々巡りするだけか。
 ともあれ、各世界の代表との話し合いは終わったから、次は……





『アクセル、君は本気かな? あんな風に行方不明になったばかりだっていうのに』
『そうですね。せめてもう半年程はこちらにいてもいいのではないでしょうか?』

 崇
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