第5章
冥界合宿のヘルキャット
第100話 邂逅
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キッとしなきゃなれねえからな」
「まあ、本当はお前と話したかったからなんだけどな」
「……何?」
「殺気を向ければ嫌でも追ってきてくれると思ったからな」
「なんで俺なんかと?」
「いやなに、冬夜の弟とちょっと話をしてみたいって言う単純な好奇心だよ」
「っ、兄貴を知ってるのか…?」
「『賞金稼ぎ』ならあいつの事は誰でも知ってると思うぞ?」
確かに『魔弾の竜撃手』の兄貴は『賞金稼ぎ』の間では有名だろう。だが、あいつの口ぶりは明らかに知り合い以上の関係を仄めかしていた。
「ま、それ以前にあいつとは同期でダチだからな」
「何!?」
「ん、俺の事冬夜から聞いてねえのか?って、そっか。まだ、俺の名前言ってなかったな」
ヤハハと笑いながら、奴は名乗る。
「俺は竜胆。夜刀神竜胆ってんだ。周りからは『三狩王』の一人『風の剣帝』なんて呼ばれてるな」
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