暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!〜μ’s feat.me〜
Aパート
LIVE5 μ’sファーストライブ 刹那の未来
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るの?私が依頼者って云うことは……
「せ、刹那が殺し屋?」
「あぁ、一族の名に泥を塗った殺し屋だ。」
「う、嘘でしょ……」
「嘘じゃねえよ。」
「何で殺し屋をやってたの?」
「俺は元々、鳴神家の息子だった。鳴神家は代々殺し屋の家系だったからな。」
私は絶句するしかなかった。刹那が殺し屋だったこと、その他にもいろいろなものに。そのあとも沈黙が続く。私が絶句してから何秒経っただろうか?先に口を開いたのは刹那の方だった。
「なぁ穂乃果。」
「何?」





































「俺を殺してくれないか?」






















「えっ……」
刹那の口から出たのは死を意味した言葉。
「ダメだよ!刹那は生きないと?」
「お前が言うかよ……ほら、受けとれ。それで俺を斬ってくれ。」
私は戸惑った。いきなり殺してくれって言われて刀を渡されて……それから何十秒が経ったのだろうか?私には分からない。けど、私は1つの結論にたどり着いた。その結論は『殺す』という道。
私は決意を固め刀を振り上げる。刹那に近寄って首に狙いを定める。心臓がバクバク鳴っているのが分かる。初めて人を殺すのってこんな感じなんだ。
刹那は目を閉じて待っている。ごめんね刹那。







心の中でちゃんと謝って手を刀から離す。
そして、刹那の唇に自分の唇を重ねる。
そして舌を絡めるように入れる。
「ん………離れろ!」
私は刹那に無理矢理離され突き飛ばされた。
「俺を殺せって言ったろ!」
「殺し屋としての刹那を殺す!そっちの世界から元の普通の世界に引き戻す!だから抵抗しないで?」
そう言い放し今度は突き飛ばされないように肩を掴んで唇を重ねる。今度こそ!
「ん………んん…………ぷはぁ、ん……」
1回目を終え、すかさずに2回目に入る。
刹那は何も考えれずにいる。これで元に戻ってくれるかな?
「刹那。」
「何でこんなことしたんだよ。」
「漫画で見たんだ。殺意剥き出しの子をキスで殺すって言うシチュエーションだったんだ。」
「まったく、お前らしいな。」
「でしょ?あのね、刹那。今から依頼していいかな?」
「何をだ?」
「殺し屋をやめて一生、穂乃果の護り人になって。何もやることがないならね。」
「了解。その依頼引き受けた。」
「なら、誓いのチューしよ?」
「いやいや、結婚じゃないんだからさ。」
「私さっきなんて言ったっけ?」
「『護り人になって』じゃねっけ?」
「一生ね。だ・か・ら……」
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