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ソードアート・オンライン -Need For Bullet-
-Bullet3-狩りの時間だよ
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ンとかは使わないのでただのかざりだ。
「さて!第三回
BoB
(
バレットオブバレッツ
)
までのこり数週間!お前ら!準備はできてるかー!」
「「「おおー!」」」
このゲームには男性プレイヤーが多数なので帰ってくる返事は野太い叫びだ。頼もしいようなうるさいような。
「返事はいいね〜!よし!今回初めて参加するメンバーもいると思うからサクッとBoBについて説明しとくね!BoB『バレットオブバレッツ』はこれまで二回開かれてるGGOの公式大会。これまでに2回開催されてるよ。対戦形式は予選はトーナメント式の1on1の個人戦。本戦はみんな入り混じっての個人戦だね。だからやろうと思えば本戦ではチーム戦ができるよ。相方が残ってればだけどね〜。ま、復習はこんな感じにして‥‥」
ここでボクはぐるりとメンバーを見渡す。
「本題はここからだよ!前回!BoB第二回の本戦に進めた人数!ボクとアコードだけだよ!しかもほとんどが初戦敗退……というわけで!今回は特別戦技教導官として薄塩たらこさんを『スリーヘッドアローズ』から引き抜いてきたから!みんなで特訓するよ!」
『薄塩たらこ』の名前にメンバーがざわめく。そうだろう。なぜなら彼はトップスコードロン『スリーヘッドアローズ』の中でもトップクラスの実力をもつプレイヤーなのだから。
「というわけでたらこさん!一言お願いします!」
ずっとわきに控えていた薄塩たらこさんにマイクを渡すと、彼はうなずいてトラックの荷台に上ってきた。彼はアバターの外見はなんかパッとしないオジサンだが、これでもトップランカーなのだ。
「紹介にあがった薄塩たらこだ。まあ気軽にたらこさんとでも呼んでほしい。リーダー曰くこれからでも間に合う!まあ、BoBで楽しく遊べるくらいにはしてやる!以上。」
「ではよろしくお願いしますね。たらこさん。」
拍手の中トラックの荷台から降りてきた彼に微笑むと彼は少し照れたようにうなずいた。
ボクらは気が付かなかった。開け放たれたゲートで陽炎が不自然に揺らめいていたことに。
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