マブラヴ
1246話
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子がいれば嬉しいかもしれない。ただ桜子の場合はどうなんだろうな? 誘えば意外と普通に入りそうな気がしないでもない。
他には宮崎辺りはアーティファクトの件で是非欲しいんだが……宮崎の場合はネギの側から離れないだろうし。
ネギの側から離れないという意味では、俺が最初に考えた朝倉、相坂、長谷川、古菲といった者達も同様だが、宮崎の場合はネギに対して深い愛情を抱いている。
とてもではないが、ネギを置いてこっちに来るとは思えない。
……そういう意味では、長谷川とネギも微妙に怪しいってのを以前聞いた覚えがあるんだよな。
「アスナさんは分かりませんけど、近衛さん、桜咲さんの2人を迎え入れる準備は万全ですわ。……まぁ、どうしてもと言うのであればアスナさんの件も考えますけど」
あやかのツンデレ発言に皆が笑みを浮かべる。
「……ん、コホン。それで話を戻すけど……美砂の場合はどうだったの? アクセルが初恋?」
マリューの言葉に、美砂は微妙な表情を浮かべて口を開く。
「うーん、私としては微妙なところね。一応アクセル君の前に彼氏がいた時期があったし。ただ、女にガツガツし過ぎていて、結局それが理由で別れたのよ。……今思えば、あの年齢は女の身体に興味津々だったって分かるんだけど、当時は受け付けなかったわ」
「……それで受け付けたのが夜の大魔王でもあるアクセルだってのは、ちょっと面白いわね」
レモンのからかうような言葉に、美砂は溜息を吐く。
「だって、しょうがないじゃない。私達があったアクセル君って、まだ10歳くらいの子供だったのよ? そんなアクセル君が、実は3P、4P、当たり前……どころか、毎夜そんなのを繰り返している程の好き者だなんて、誰が分かるのよ」
「……美砂、あまりあからさまな言葉は言わないように」
美砂の言葉に、スレイは頬を薄らと赤くしてそう告げる。
だがそんなスレイに対し、美砂は艶っぽい笑みを浮かべて口を開く。
「何よ、私達の間で今更そんな事を言っても照れたりなんかしないでしょ。全員が全員の身体に指や唇で触れてない場所がない間柄なんだから」
「そ、それでもだ。そういう言葉は明るい内に言うものではないだろう!」
「全く、スレイっていつまで経ってもそっち方面はウブよね。夜になればあれだけアクセル君に責められて鳴いてるのに」
「……」
美砂の口から出たあからさまな言葉は、スレイの表情を真っ赤に染めて沈黙させる事に成功する。
それを言うのなら、美砂だって毎晩いい声を聞かせてくれてるんだけどな。
特にいつも最後の方に聞かせてくれる声は、元コーラス部だけあって美声と言ってもいい。
「はいはい、まだ夜も更けてないんだから、そっち関係の話題は取りあえず止めておきましょ。……で、元々
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