第53話 オリジナルゼロ
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
…御意」
いつの間にかエックスの傍にいたファントムにサイバー空間のことを任せ、エックスは戻るのだ。
ゼロとルインがいるあの世界に。
そして場所は研究所へ戻り、ゼロとルインはオメガに完全に圧されており、オメガの圧倒的なまでのパワーとスピードに二人は回避と防御するので精一杯だ。
「龍炎刃!!」
二人のオメガはセイバーに炎を纏わせ、ジャンプ斬りをルインに繰り出す。
ルインはセイバーでそれを何とか受け流し、ゼロはチャージショットを放つがオメガには通用せず、セイバーの一振りで容易く掻き消されてしまう。
「ふん、ダブルチャージウェーブ!!!」
間髪入れずにゼロに向けてダブルチャージショットとソニックブームが放たれた。
それをゼロはシールドブーメランで受け流すが、シールドブーメランが機能停止を起こした。
衝撃で内部のチップが破損したのだろう。
「シールドブーメランは限界か…」
「その盾は使い物にならなくなったようだな」
いつの間にか距離を詰めていたオメガが大上段でセイバーをゼロに振り下ろす。
「ぐっ!!」
咄嗟に片方のリコイルロッドでセイバーを何とか受け止める。
受け止めた方の腕が痺れるが、ゼロはもう片方のロッドのエネルギーチャージを完了させ、オメガにチャージ攻撃を叩き込んで吹き飛ばすが、まるでダメージを受けていない。
「この程度か?」
「っ………」
「ば、化け物…」
ここに来るまでの間の復活したボスや防衛メカニロイド達との連戦、そしてオメガとの三連戦によって体力を消耗し過ぎて、膝をつくゼロとルイン。
「どうやら終わりのようだな、ならば今すぐ消え去れ」
オメガが膝をついた二人を冷たく見据えながらバスターを構えた時である。
「はああああああっ!!」
「っ!!」
空から急降下してきたハルピュイアがソニックブレードをオメガに振り下ろすが、オメガはセイバーでそれを容易く受け止めてしまう。
「邪魔だっ!!」
「うっ!?」
オメガがダークエルフの力を解放し、ダークエルフの力がバリアとなってハルピュイアを弾き飛ばす。
「オラオラオラァッ!!」
「何…っ!?」
ハルピュイアが弾き飛ばされた次の瞬間、オメガに巨大な火炎弾が何発も炸裂した。
「オラァ!借りを返しに来たぜ!!オメガァ!!」
オメガに向けてマルチプルランチャーのソドムとゴモラを構えながら吠えるファーブニル。
咄嗟にダークエルフの力によるバリアで防いだためにオメガは無傷だが、オメガの表情には次から次へと現れる邪魔者に苛立ちが浮かんでいた。
「貴様は…むっ!?」
自身に向けて襲い掛かる氷龍をジャンプでかわし、オメガはチャ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ