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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter42
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れどこうして生きていて暖かさを感じる、この子は正真正銘悠里の妹だ。
「えっと、先輩のお知り合いですか?」
「あ、ああ、若狭瑠璃、幼馴染みの妹なんだ」
「幼馴染みの妹なんだ…」
「ゆーにい!こっち!こっち!」
圭にるーちゃんのことを軽く説明した後るーちゃんは元気よく俺の腕を引っ張ってくる。
「ちょ、ちょっと落ち着いて…圭悪いけど…」
先に帰っていてくれと言おうとしたとき遮るように圭が口を開く。
「先輩についていきます、から先に帰っていてくれは無しですよ」
「…はい」
完全に読まれた。
というわけで俺と圭は自身のテントには向かわずに急遽るーちゃんに連れられてきたテント入ると俺も見知った人が二人いた。
「パパ!ママ!ゆーにい、連れてきた!」
「雄也くんだって!?本当か瑠璃!」
父親である若狭隼がるーちゃんがいったことに驚き、るーちゃんは俺の方に指を指すと隼さんも俺の姿を見て目からは涙が出ているのがわかった。
「雄也くん、久しぶりだね」
「隼さんもお久しぶりです、それに叶さんも」
「本当に久しぶりね…雄也くん…げほぉ…ごほぉっ!」
「海里さん!」
俺は咳き込む海里さんのもとに駆け寄る。
「海里、熱を出してるんだから無茶はしないでくれ」
「ごめんなさいね…」
どうやら海里さん、熱を出している見たいで苦しそうなのが目にわかる。
本来なら薬なんかで下げることが可能なのだが…そういった薬品が今ここでは不足しているのであろう。
「早く良くなるといいですけど…」
「そうだな…所で雄也くん…悠里のことなんだが…実は…」
「悠里ですか?悠里なら巡ヶ丘中学で生きていますよ?」
恐らく隼さんは悠里は生死がわからないと言おうとしていたのだろう、だがそれならば俺は悠里の生存を知っている身としてその事を教えた方がいいと思い悠里が生きていることを話した
「本当か!?その話は悠里は…生きているんだな…」
「と、取り合えず順をおって説明しますよ」
なんとか隼さんを落ち着かせて俺のこれまでの行動を話すのであった。
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