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緋弾のアリア 憧憬の銃士
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つ足をブラブラさせながらATMを操作している母を待っている。

パリンッ

「全員手をあげろ!!」

「「「「「!?」」」」」

1人の男が銀行に入り、そう叫ぶ。
後ろには数名の仲間がいた。
それに従い、全員黙って手を挙げる。
その理由は、その男達が握っていた物にあった。

_____AK-47.......

世界で最も人を殺した銃として名高い名銃だ。
男達は全員黒の目出し帽を被り、手袋を付けている。

「お前もだ!ガキッ!」

「グワッ」

状況が理解できず、手を挙げて居なかった雪和はノースリーブに肩にタトゥーの入った男に腹を蹴られる。
すると数m跳んだ。

「痛......い......」

「やめて!その子の手を出さないで!」

沙奈江が雪和を抱え込むように庇った。

「んだ?このアマ!ぶち殺して____「おい、目的はそうじゃねえだろ。」

後ろの落ち着いた男がそう言うと、男は銃を下げた。

「速く済ませてズラかるぞ。____金を用意しろ。出来るだけ沢山。今、持ってこれるも金額全てだ。そうすれば、お前らに危害は加えん。うちの馬鹿がそこのガキを蹴っちまったが、まあいいだろう。とにかく早く用意するんだ。警察を呼ぼうだなんて考えない事だ。意味わかるな?通報するな。」

そう言い、その男は鞄を二つ置く。

「早くしろっ!」

「は、はい!!」

全員が動き出す。
すると____

ダンッ

「うっ」

一発の銃声が鳴り響いた。
雪和はその轟音に耐え切れず、耳を抑える。
撃ったのはあの落ち着いていた男だ。

奥で、眉間を撃ち抜かれた銀行員が倒れている。

「い、いやァァァァァ!!!」

すると、銀行は一気にパニック状態となった。

「黙れ!!」

男がそう叫ぶと、パニック状態に陥っていた全員が落ち着く。
そして男は続けた。

「通報するな、と言った筈だぞ?」

「ああもういい!こいつら全員殺して俺たちが直接ぶんどればいいさ!」

「おいやめ___」

ダダダダダダダダダッ

男は連射する。
カウンター内に居た銀行員はほとんどが死亡し、電話は破壊され、ガラスにはヒビが入り、ボロボロに落ちた。

「馬鹿野郎ッ!」

そう言い、タトゥーの入った男を落ち着いたあの男性が殴った。

「な、なにしやがる!」

「おい、もう時間がないぞ!サイレンの音が遠くで鳴ってる!」

「チッ!やってくれたな!」

「あぁ!!!計画が狂っちまった!!」

「金を詰め込め!出来るだけ多く!!急げ!」

「あ、ああ!」

男達は一斉の金を集め出す。

そして____

「今だ!」

一人の銀行員が一
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