序曲
LIVE4 バレンタインデー
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「全員の転校が決まった時点で廃校になるということだったからな。」
そうか。こいつらもなかなか苦労したんだな。
「じゃあ、この重い空気をなくすとして。隼人君達って何に入るの?」
「「軽音部。」」
だろうね。
「あ、そういえば今日はバレンタインデーでしたよね?」
「あぁ、そうだが?」ガクガク
なぜだろう?バレンタインデーという言葉を聞くだけで怖くなってしまう。
「今日の放課後、部活が終わってから皆でパーティーをしませんか?」
「海未ちゃん、ナイスアイデア!」
「やっちゃおうよ!ねえ、やるよね?」
「「「えっ、あ、はい。」」」
しまったー!つい、流れで返事しちまった!
「じゃあ、部活が終わったら校門前に集合ということで。」
というわけで放課後………の前に部活………
獅子神と白夜は理事長に報告をしなければならないようで俺は先に部室に来ていた。部室のドアを開けるとなぜか涼風先輩がいた。
「先輩、お久しぶりです。何したんですか?」
「……これをあげたくて。言っておくけど義理だから。」
そう言われて渡されたのはチョコだった。
「……じゃあ、頑張ってね。」
「えっ、あ、はい。ありがとうございました。」
涼風先輩はチョコを渡して帰っていった。うーん、ツンデレなのかクールなのかが未だに分からない。
「邪魔するぞー。」
「じゃあ、お邪魔しまーす。」
そんなことを考えてるうちに獅子神達がやって来た。俺はふと思った。これからはこの二人と一緒か。面白くなりそうだな。
それから二時間みっちり練習して3人は集合場所の校門前に行った。
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