暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-Bそれは愉快痛快で〜Undefeated and Invincibility〜
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ムってゆう、義賊行為を行ってる犯罪者のデータ。
「サーチャーやカメラに映ってんのに記録されない、か」
「正しく今の状況に酷似しているな」
ヴィータとシグナムが唸った。しかも「肉眼での目撃情報がバラバラなのね」シャマルの言うように、完璧に人の目も誤魔化せるだけの術を持ってるみたいや。わたしは「アリサちゃんとクラリスちゃんもそうなん?」って、見えてるファントムの姿が違うんか訊いてみた。
『うん。私は狼の頭をした人型っていう風に見えてる』
『あたしはピエロね! 真っ赤なスーツ着て――あーもう! 外した!』
アリサちゃんのその言葉の直後、視界内に火柱が立った。アリサちゃん、手加減なしで攻撃してるな〜。とにかく「現着! これより介入します!」アリサちゃん達を確認したから連絡や。フィレスさんからも『許可します! アリサを止めてあげて!』戦闘許可が下りた。けど目的がアリサちゃんの制止って。無意識やろか・・・?
「シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ! とにかく確保を最優先や!」
「「「はいっ!」」」「おう!」
「リイン、アイリ! わたしとヴィータのサポートよろしくな!」
『はいです!』『ヤー!』
わたしとユニゾンしてるリインと、ヴィータとユニゾンしてるアイリにも指示を出す。ビルの隙間を急降下して、アリサちゃんとクラリスちゃんを確認。リインが『大きなお馬さんですぅ!』クラリスちゃんが乗る黒い馬の規格外なサイズに驚いた。わたしらも初見やからビックリや。
「アレがターゲットか・・・!」
「そもそもアレは人間なのかしら・・・!?」
神器持ちのターゲットを視認した。アリサちゃんはピエロ、クラリスちゃんは狼頭って言うけど、わたしはヒマワリの頭に玩具のような顔があって、服装は緑色の全身タイツで両手は葉っぱって感じ。狼頭でもピエロでもあらへん。
「みんな。何に見える? わたしはヒマワリの着ぐるみなんやけど・・・」
『え? リインは海賊風の衣装を纏ったウサギです』
『アイリは吸血鬼っぽいけどね。顔はトマトかな・・・?』
「あたしは・・・あれだ。サンバの格好! 顔はきゅうり!」
「私はドアマンの格好に、三日月の頭に見えます」
「ダルマですね、私は。服装は・・・白衣なので、医師でしょうか」
「・・・侍です。顔は動物の頭蓋骨ですね」
「みんな見事にバラバラやな・・・」
外見もそうやけど、その動きは完全に人のものやあらへんかった。アリサちゃんの火炎砲撃をくねくねした動きで躱して、クラリスちゃんの乗る馬の突進をまともに受けて轢き飛ばされたかと思えば、バネのように全身が伸び縮みしてボヨンボヨン跳ね回った。
「なんなのよコイツは!」
――イジェクティブ
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