Fate
No.10
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た。早急に召喚してくれ」
いち早く保護しようと考えていた。
その言葉を聞き、刀で宙を切ると少女がそこから現れた。
毛布で包み親子に引き渡した。
「今は時間が必要だろう、今夜柳洞寺で酒宴を開くから、余裕があるならきな」
その言葉に、親子は頭を下げ奥へと戻っていった。
教会を出ると私服のギルガメッシュが佇んでおり
笑みを浮かべながら
「中々に魅せるではないか、それで必要とはあの小娘を助ける事だったのか?」
「そりゃそうだ。子供には幸せを掴む権利があるからな」
その言葉を聞き益々愉快そうな顔をしながら
劔が乗ってきたバイクの後ろに何も言わずに乗り
一旦間桐邸に戻り、そこでギルガメッシュに桜と凛を見せ
一緒にゲームをしながら時間をつぶした。
途中、桜の件を聞いたギルガメッシュが怒り時臣との契約を切り
遠坂邸を爆破したときは、皆で歓声をあげるという珍事件が発生したが気にしなかった。
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柳洞寺side
招待を受け取った面々が集まり、既にそこでは先に向かわせていた、セイバーとライダーが飲み始めていた。
「聖杯は、相応しき者の手に渡る定めにあるという。
それを見定めるための儀式が、この冬木における闘争だと言うが
何も見極めをつけるだけならば、血を流すには及ばない
英霊同士、お互いの格に納得がいったなら、それで自ずと答えは出る。」
ライダーが空いたセイバーのグラスに酒を注ぐ
「それで、まずは私と格を競うという訳かライダー」
「その通り、お互いに王を名乗って譲らぬとあれば捨て置けまい?
云わばこれは聖杯戦争ならぬ聖杯問答、どちらがより、聖杯の王に相応しい器か
酒杯に問えば、詳らかになるというものよ」
「戯れはそこまでにしておけ雑種」
ギルガメッシュと共に俺も場に向かう。
「遅かったではないか、金ピカそれに死神よ」
「ほう、死神よ中々に良い酒ではないか
この味は我も味わったことはない」
「まぁな俺の刀の中には異界が広がってるからな
集まったところでつまみも出すか」
そう言い俺は宝石の肉を出すと共にテーブルと椅子を出す。
「これは重畳、う〜んほ!うまい!」
その言葉と共にアルトリアも至福の笑みを浮かべギルは
「劔よ、褒めて遣わす」
ツンデレだった。
「英雄王よお主の聖杯にかける大望はなんだ?
聞かせてもらおうではないか」
「仕切るな雑種、第一聖杯を奪い合うという前提からして
理を外しているのだぞ、そもそもにおいて
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