Fate
No.9
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ろうと期待した攻撃だった。
「成程・・・これ程の虫を支配するその技術さすが死神殿に教わっていただけある。私の知らぬ虫ばかりだな」
ロードの周りには起爆虫と爆虫が囲んだ状態でその場にいた。しかしこの程度なら私の前に立たせようとはしないはず
「ire:sanctio」(追跡抹殺)
その言葉と共に水銀は大量の鞭で虫を攻撃そして防御をしだす。
「さぁ、まだあるだろう。早く見せるがいい」
その言葉を聞いた雁夜は親指を噛み手のひらに鳥居を描いて手をケイネスへ向ける
「気を付けろよ。これから出す虫は先ほどとは全然違うからな」
手の鳥居が発光しはじめ宙に鳥居の印が出現
そこから凄まじい速度でクワガタが飛び出してきた。
ケイネスは撃ち落とそうとそうとする
(何という事だ!昨夜の爆破で礼装を失った現状、奴のこの虫に対応できん!)
雁夜に攻撃をしかけようにも周りの爆発する虫が邪魔で突破できない。
クワガタが自身に近づいてきたのを察知し防御を展開する。
「Fervor,mei Sanguis!!」(滾れ、我が血潮!!)
(これで・・・っ!馬鹿な、この守りを貫くだと!!)
そうクワガタは月霊髄液を物ともせず自分の首もとにその顎を僅か数ミリのところで止めていた。
「殺す気はないから安心してくれ
取りあえず劔さんから戦いが終わったら
この書類を渡すように言われてたから渡しとくよ
じゃあ明日な!」
そう言い虫を瞬時に後退させ虚空に消えていった。
ケイネスは誇り高い人間である。先ほどの殺しはしないという言葉は彼を怒らせる言葉だが
本人は気にもしていなかった。何故なら今自身の手元の書類には興味深い事が書いてあり
尚且つ、先ほど対峙した者は僅かな時間であれ程の技量を得たのだ。
自身も彼の師匠に鍛えてもらえば更なる高みに至れる。そう思いをはせていた。
「ランサー、今宵はここまでだ帰るぞ」
「はっ!セイバーと狂戦士を撃てず申し訳ありません我が主よ」
「よい、それよりも死神殿から興味深い事を聞けた。今宵は十分だ」
彼曰く、ランサーの事をより深く知ることだと言われた。
尚且つ、敵マスターの情報それと私とソラウの恋愛アドバイスとして漫画なるものも送ってくれた。
ケイネスは早く帰り明日に備えたかった。
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「さて、衛宮切嗣さっさとセイバーを呼べ
お前程度の魔術や武器では俺を倒す事はできん
それはわかるだろう?」
そう劔には起源弾も普通の銃弾も効きはしない
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