Fate
No.8
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「数こそ少ないが時臣の部屋よりも一品が揃っている。
けしからん弟子もいたものだ」
「一体何のようだ?」
「退屈を持て余しているものが我の他にもいる様子だったのでな」
「ほう、だが殊の外私は退屈ではない
些か以上にも興味深い事を知れたのでな
それとアーチャーお前に手紙が届いている」
「成程、己を理解したか死んだ魚のような目が今は水を得たかのようだ。
それに手紙か・・・ふむ・・・くはははは!どうやら退屈も少しは紛れそうだ」
「綺礼、近日中にどうやらあの死神とやらがここ教会にくるそうだ」
「それは実に興味深い一体何をするのか楽しみでならんな」
アーチャーに渡された手紙には
桜の事を記し時臣がどういう人物か
そして根源にはどう至るのかが記されていた。
もはやアーチャーには時臣への興味を失っていた。
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劔side
「成程、ああいう事でしたかマスター」
「そうだ行く前に話ていた子供のことは言峰の娘だ。
だが自身を真に知らなければその事を教えても同じ失敗をするだけ
そして早期に自身の性質をある程度の指向性をもって導かねば英雄王に歪められてしまうからな」
「ですが近日会うにしても一体どうやって」
「ライダーを誘って酒宴でも開くのさ、そして英雄王も連れていくために訪れる。
手間などかからんよ」
「本当にマスターは面白い人ですね」
「人生楽しまなきゃ損だ、それにこういった日々も悪くないだろ?」
笑みを浮かべるメディアに俺も笑みを返しながら帰った。
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