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揺るがぬ生き様
Fate
No.8
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礼に挨拶にいこう。それに子供には幸せになって欲しいからね」

「マスター?子供とは、どこにですか?」

「今は教会にいる。その子は厄介な体質を持っていてな、病弱な女が行きずりの男と関係を持った際に生まれた
 等と言われ周りから愛情を受けられず、しかも被虐霊媒体質という体質ゆえに
 早期に対策を施してあげないと肉体がボロボロになっちまうんだ」

「その子と言峰綺礼に何か関係があるのですか?」

「まぁついてくりゃわかるさ」

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 言峰綺礼side

「それにしても、建物諸共爆破するとは魔術師とは到底思えぬな
 いや・・・魔術師の裏を掻くことに長けているという事か」
 綺礼の足元には貫かれた銃があった。
「言峰・・・綺礼・・・」

「ほう・・・君とは初対面のはずだが・・・
 それとも、私を知るだけの理由があったのか・・・
 ならば君の素性にも予想はつく」
 女は舌打ちをする。しかし私にも用がある。
「私にばかり喋らせるな女、返答は一つだけでいい
 お前の代わりに来るはずだった男はどこにいる!」

「っ!!」
 銃声が二回なるが致命傷を与えられず尚且つ手を負傷してしまう。
「中々悪くない動きだ、相当に仕込まれているようだな」
 衛宮切嗣が来る事を願っていたが現れたのは違う人物だった。
「そうだな、二人とも中々いい動きだ」
 倉庫街に現れた怪物だった。
「まさか死神が来るとはな・・・」
 さっきまで自分が追い詰めていた女は奴の傍で気絶させられていた。
「ああ、別にこの場でやる気はない
 それと君のご執心の相手、衛宮切嗣とつながってるぜ、その無線は」
 そう言って奴は無線を投げてきた。一体何を考えているのかわからないが
 ありがたい警戒はするが。
「衛宮切嗣、貴様は何を求めて戦い、その果てに何を得たのだ」

「・・・・・・」
 衛宮切嗣はその問いに対し返答はせず、自分の部下を助ける事はできないと判断し
 無線を切りその場から離脱を開始した。

「切られたか・・・だがあの男を知れば・・・」

「くくく・・・まぁ奴ではお前の満足する物は得られないだろうよ」
 笑いながら告げてくる死神、名は劔 山陽 そうだこの者にも問いたかった。
 しかしさっき死神は私の望む答を得られないと言った。一体どういう意味だ。
「貴様は何を知っているのだ死神」

「まず、そうさなお前は自身の本質と空虚な心について悩んでいるだろう?」

「っ!何故その事を、それに私の答を知っているのか!」
 こいつは私が
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