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揺るがぬ生き様
Fate
No.7
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対し反応できなかったからだ。
 莫大な霊圧が降り注ぎその原因の人物が空中を歩きながらやってきたからだ。
 格上の存在や戦場を知らぬものは既に倒れ伏していた。
「誘われたからやってきたが力を制限してこれか・・・
 まったく魔術師は自尊心は人一倍で本当に能力のある物は一握りしかいないな」
 その場にいる英雄は驚いていた。
 明らかに英霊が持つオーラではないさらに上位の存在であることは明確だった。
「ほう・・・この時代に貴様のような存在が今だ残っていようとはな」
 笑みを浮かべながらアーチャーが口を開く。
「さすが英雄王、中々の洞察力だな。だが少しばかり目が曇っているようだな」
 他のサーヴァントたちは英雄王の名に驚くがギルガメッシュ本人は自身の目が曇っていると言われ
「なんだと?」
 怒気を滲ませながら問う。
「自身のマスターであり臣下が一体どのような人物か見抜けないとは・・・
 それに見ていたが、戦争で騎士道だ何だなど何の役にも立たないな」
 その言に対しランサーとセイバーは怒り
「貴様!騎士道を馬鹿にするか!」

「戦いに卑怯も汚いもないなあるのは勝敗だけだ
 それに戦争というのは負ければ敗者の言は戯言として処理される
 根本的な疑問だが自身の力を行使せず君たちの力を当てにし他人の死を願うマスター
 それに盲目的に従うのがお前らの騎士道なのか?」
 その言葉に二人は黙ってしまうがライダーは問う

「お主には誇りはないのか?」

「誇りで勝敗が決まるのか?
 まぁ今日は顔を見せに来ただけだ
 それと俺はサーヴァントではなくマスターだぜ?」
 そう言い令呪を見せると劔はその場から消えた。



 その後は意識を回復したマスターと微妙な顔をしたサーヴァント
 そこに突撃するランスロットという奇妙な構図が出来上がったらしいが
 やることはやったと思っている劔は雁夜と共に帰還した。


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