Fate
No.7
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劔side
「ったく、実力もねぇのに戦場に立つなんぞ馬鹿ばかりだな」
自分の目で戦いを見ながらそう口にしていた。
(何故ですかマスター?セイバーのステータスは脅威ではないのですか?)
メディアが念話で疑問を口にした。
「たしかに、ステータスは高い、だがそれだけだ如何に力があろうともあの傍の女が邪魔だな
あの女は警戒心が散漫だ。恐らくブラフという事だろう。でなければあんな無防備にいたりはしない
必然本物のマスターを瞬時に叩けばセイバーは脱落だ。たとえセイバーと殺り合っても剣技があれじゃな・・・」
(成程・・・っ!今雁夜からセイバーはアーサー王という話が来ましたが、宝具は恐らく・・・)
「エクスカリバーか・・・ただ力を放出するだけという印象だな・・・俺が思うに己が武器の力だけで戦うなんざ二流だ。それを使いこなし手足のように扱えなければ強者にはなれん。
だが女だてらに中々気張った奴だな」
(マスター嬉しそうですね?)
「おう、あいつらの戦いでそろそろ場が動くからな」
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「AAAALALALALALAieee!!」
「チャリオット!」
「双方剣を納めよ、王の前であるぞ!
我が名は征服王イスカンダル
此度の聖杯戦争においては、ライダーのクラスを得て現界した」
周囲の物たちは突然の真名暴露に驚愕していた。
「な!何を考えてやがりますかっこのバカはぁぁぁっ!」
ライダーのマスターは半ば悲鳴に近い叫びを上げていたがライダーのデコピンで鎮められる。
「うぬらとは、聖杯を求めて相争う巡り合わせだが・・・・・・まずは問うておくことがある。
うぬら・・・一つ我が軍門に下り聖杯を余に譲る気はないか?
さすれば余は貴様らを朋友として遇し、世界を制する快悦を共に!分かち合う所存でおる!」
ランサーは呆れながら首を左右に振り溜息を吐きながら
「その提案には。
俺が聖杯を捧げるのは、今生にて近いを交わした新たなる君主ただ一人だけ」
しかし最後は眼を鋭くさせ言葉を放つ。
「断じて貴様ではないぞ!ライダー」
方やセイバーも怒気を滲ませながら
「そもそも、そんな戯言を述べ立てるため、に私とランサーの勝負を邪魔立てしたというのか?
騎士として許しがたい侮辱だ!」
諦め切れないライダーは頭をかき、待遇は応相談と言うが双方にくどいと言われてしまう。
「重ねて言うなら、私も一人の王としてブリテン国を預かる身だ。
いかな大王といえども臣下に下るわけにはいかぬ」
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