Fate
No.6
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
劔side
さて、そろそろ起こすかな
「おい、起きろ話すんぞ」
ベッドから半死人をたたき出す。桜嬢ちゃんは体を浄化し元の体質に戻しておいた。
「グヘェ・・・っは!そうだ桜ちゃんは!」
「落ち着け、嬢ちゃんなら体を元に戻した。そらベッドにつっぷしてるだろ?」
「本当だ・・・それに髪の色も戻ってる。あ、俺の名前は間桐雁夜だ、ありがとう・・・でお前たしか死神って言われて無かったか?」
「俺はその名を名乗ったことはねえが、俺の名は劔 山陽だもう一つの名は殺す相手にしか言わねえ」
その名を聞いて俺のサーヴァントも驚いているようだったが、んな事どうでもいい
「まずお前の聖杯に託す願いと参戦理由を聞く前にだ、自分の体が長くはないことはわかるな?」
「ああ、今は落ち着いてるが日常生活もままならない状態だしな・・・」
「んじゃ、お前も治すぞ」
「え?治すって・・・」
------------------------------------------------------------------------
雁夜side
劔 山陽、10世紀から存在を確認されている富士の化身とも言われた怪物。
坂田金時に勝利し単独で欧州まで行き暴れまわり忽然と消えた伝説の様な存在だ。
驚いていると突然体を治すと言われた。気が付くと今まで居た場所とは違うところにいた。
「ここは?・・・」
「ここは俺の刀の中だ、そして俺が許可を出さなければ入ることはできない」
「そして、ここの一日はあちらの1ヶ月に相当する。」
まさか、刀の中だとは思わなかった。なかば茫然としていると大き目の包丁を劔さんは持っていた。
「今からお前を斬る動くなよ」
凄まじい目つきで睨まれているので動けませんとは言えない。そして包丁が振りぬかれる。
「暗技 蘇生切り!!」
斬られた瞬間蟲の残骸が飛び出し自身も血を吐くが不思議と体が軽い。
「これは・・・一体どういう事だ?」
「雁夜の体の再生治癒能力が活性化してんだよ、さっきの技はお前の細胞を傷つけずに斬る高等技術だ。あのお嬢ちゃんもお前と同じ感じだったぜ」
「あと、わかると思うが治癒能力が上がるということはエネルギーもそれだけ必要だ。わかったら腹ごしらえするぞ」
たしかに、かなり空腹だ、しかし果たしてまともに食べれるのか・・・疑問を感じながらも劔さんについて行く。
------------------------------------------------------------------------
劔side
「さて、腹ごしらえも済んでお前も完治した。まず聖杯に託す願いと理由を話せ」
桜嬢ちゃんと雁夜を座ら
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ