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揺るがぬ生き様
Fate
No.6
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せてから切り出す。
「桜ちゃんを助けるために参加したんだ、聖杯自体は臓硯に渡す予定だったし・・・」

「何故嬢ちゃんを助けようと思った」

「あんな拷問のような事をされていると知ったら助けようと思うだろ!それに養子に出すなんて・・・!」

「たしかにそうだ、だが雁夜お前は少し誤解と思い違いをしているな」

「っ!どういうことだ」

「まずお嬢ちゃんを治癒したときに俺のサーヴァントが確認したんだが、お嬢ちゃんの起源は『架空元素』」
「簡単に言えばあり得るが既存にはないものだな、そしてかなりの希少価値がある」
「故にお嬢ちゃんを守るために養子に出したのだろう。魔術師としては至極当たり前の発想だな。力は力を引き寄せる、身を守れなければホルマリン漬けに遅かれ早かれされてしまっていただろう」

「じゃあ、魔術を習わなければ!」

「馬鹿か、習わなくても持って生まれたものだ。それに言っただろう身を守る術が無ければまともに生きてはいけない」
「だが、雁夜の大切にしている一般的な人としての道徳も正しい当事者たる娘に聞きもせず勝手に養子に出す等ありえん」
「尚且つそれを止めもしないその妻も又歪んでいるな」

「そんな・・・「それと雁夜、聖杯戦争に参加するという事は娘子たちから父親を奪うこと又自分が死んだ時悲しみが生まれるという事を忘れるな」!!」
 どうやらようやく気が付いたか・・・直情型らしいな・・・見ていて楽しいが

「二人ともここで選べ自身を鍛え自らを成長させるのか、一生負け犬のまま終わるかだ」

「「!!」」

「ちなみに魔術はマスターである雁夜は絶対だが嬢ちゃんは選ぶも選ばないも自由だ」

「桜ちゃん・・・魔術は・・・」

「私・・・魔術は嫌なものだと思ったけど・・・桜を助けるために頑張ってくれたおじさんを助けたいだから魔術も習います!」

「・・・わかった、だが無茶をしたらダメだよ?」
 ふふ・・・見通しが甘いな
「無茶はさせないさ、死ぬ気でやらせるだけだ心配するな死にかけても強制的に復帰させてやる」
 おや?二人とも顔が青くなったが問題ないだろう

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「では、ここでもう一人の生徒を呼ぼう。出でよ!ロリ姉!」
 李と共に小さい子供が出てくるが突然飛びかかってきた。
「誰がロリだ!」
「甘いわ!」即座に頭にハリセンを叩きこむ涙目で俺を見てくるが気にしない。
「凛ちゃん?!どうしてここに・・・」

「姉と姉妹の母には色々教えた。まぁ教えはじめた途中の段階で既に姉の父愛は吹っ飛び母のほうは茫然資質に近い形で一から再教育する事になっ
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