Fate
No.5
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なければ「悪いが魂の移動は無駄だ」なんだと!」
「今のアンタの魂はその姿から動けずそして蟲の使役すら行使できない。だからここで貴様は燃えて塵になるんだよ」
あの化け物爺がこんな容易くやられるなんて夢のようだと思った。
「死に・・・たくない・・・」
そう呟いたのを最後に火は急激に強まり臓硯を燃やし尽くすと四散し後には何も残らなかった。
「おい、バーサーカーお前のマスターをベッドに寝かせてやれ娘子と共にな。俺はまだやることがある」
その言葉を聞いて俺は意識を失った。
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劔side
臓硯を殺した後、あの快楽殺人者を独りでに屠りそして幾つかの調理器具を入手して戻った。
「さて、召喚するか」
間桐の屋敷で召喚は危ないと思うかも知れないが狂化を祓い軽く威圧を当てたので大丈夫のはずだ。
召喚の陣は再利用するとして、真ん中にメディアの短剣を置く
長い詠唱も面倒ださっさと終わらせるか。
「告げる。来たれ、天秤の守り手よ」
莫大な光を放ちながら妙齢女性が現れる
「貴方が私のマスターかしら?」
王女メディア俺が選んだのはのちに魔女と呼ばれた女性だ。
しかし、そんな事気にはしない自分で見たことのないものは評価のしようがないからだ。
「ああ、そうだ。しかし俺は使い魔とは思っちゃいねえ。英雄に対し尊敬の念を抱くことはあっても道具の様には思わねえ」
「ゆえに令呪は緊急時や力の底上げ以外に使おうとは考えない。命令ではなく頼むことはあるかもしれねえがな」
笑いながら言い放つ
「ふふ、貴方はマスターとして優秀なようね」
「それは見てから判断してくれ、まぁいいさドンパチはまだだその前にやらなきゃいけねえことがあるんでな」
ひとまずの信用は得られたと思うがさて・・・雁夜君の肉体改造をしなきゃな・・・
目から怪光線を放ちながらベッドに向かって歩を進めていく劔ともしかして物凄いマスターの所に来てしまったのではと思うメディアがいた。
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