第51話 アンダー・アルカディア
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「おチビって言ったー!お前なんかズタズタにしてやるー!!」
怒ったベビーエルフ達がルインに襲い掛かる。
改造されたのだろうか、以前よりエネルギー反応が高くなっているようだが今更恐れるような相手ではない。
「戦闘は単純なパワーで決まるものじゃないんだよ。教えてあげるよおチビ」
二体のベビーエルフからプリエに攻撃を繰り出し、ゼロはクリエを相手にする。
こうすればプリエとクリエの合体攻撃を妨害出来る。
ルインはFXアーマーに換装し、ゼロはリコイルロッドを装備して挑む。
「(ベビーエルフ達は合体攻撃さえ封じれば大した敵じゃない。突っ込んで来たら吹っ飛ばしてやる)」
「壊れちゃえー!!」
ゼロに向かって体当たりと光弾を放つクリエ。
「(前回と同じように考えなしの攻撃か…ベビーエルフ達を生かしておくことは出来ん…許せ、アルエット)」
ベビーエルフ達のことを嬉しそうに話していたアルエットの姿が脳裏を過ぎるが、ゼロはロッドのチャージ攻撃でクリエを吹き飛ばす。
「うわああん!痛いー!!」
「君達を生かしてはおけない。ここで…処分する!!グラウンドブレイク!!」
ルインもベビーエルフ達のことを案じていたアルエットに申し訳ないと思いつつも、ベビーエルフ達を生かしておけば、ベビーエルフ達の無邪気で残酷な遊びで奪われる命があるかもしれない。
これ以上犠牲を出さないためにもベビーエルフ達を始末する結論を出したのだ。
「やったなー!!」
火柱をまともに受けて激昂しながら光弾を放つプリエ。
それをかわし、ナックルバスターによるパンチを叩き込む。
「君達は罪深いことをやりすぎた!ダークエルフに会うために何人もの人間とレプリロイドを傷つけた君達を許すことは出来ない!!あの世で…反省しなさい!!」
「うるさーい!!」
「うるさいうるさーい!!」
ルインの言葉に聞く耳持たないプリエとクリエは光弾を放つ。
「アルエットのことを考えれば残念でならんがな。お前達を破壊する。」
ゼロがバスターショットを構え、クリエにバーストショットを喰らわせ、怯んだところをロッドによる連撃を浴びせる。
「当たれ!!」
ナックルバスターのチャージショットである火炎弾が炸裂し、そしてZXアーマーに換装してZXセイバーを構えて突撃した。
「はああああっ!!」
空中回転斬りを叩き込み、プリエの体を削る。
そしてゼロとルインが同時に距離を取りながらバスターを構えてチャージショットを放つ。
ベビーエルフ達がそれをかわして、合体攻撃をするために近付いたが、それよりも速く二人は動いた。
「「クロスチャージセイバー!!」」
ベビーエルフ達が合体した
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