第三十四話 北斗の許婚
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
姿が浮かんだ。
「あ〜あ帰ったらハンマーだなこれ」
「すまん・・俺のせいで」
「「まったくだ!!」」
北斗に巻き込まれた力達。
「しっかしお前がちびっ子に好かれるのは許婚のおかげか・・・」
「まぁな・・・」
「お前助けに行くって事はあのチビにやっぱり気があるって事か?」
「ほっとけ・・・それとお前がチビと言うのは止めておけ」
「なんで?」
「あいつは、ああ見えて地球人的に20代後半だぞ・・・」
「嘘!」
「見えねえ・・・」
力とサイモンは唖然としている。そんなこんなで着いてしまった収監所。
「ここか・・・」
中を散策していると奇妙な事に気づいた。
「なんだこりゃ・・・」
女性収監所とは名ばかりで様々な宇宙人のサンプルが並んでいた。
「どうやら臭いって奴か・・・」
「こっらーー離せ!」
「あの声は・・・」
力達は声のした方向に向かうと椅子に雁字搦めになっている紫の姿があった。
「ふっふっふ・・・宇宙人・・・それも羅刹一族のサンプルが手に入ったんだ・・・これは貴重だぞ」
「止めんかい!スケベ親父!」
「何とでも言え!」
「ふん!今に私のマイダーリン・・・助けに来てくれないか・・・」
薄情なこと言う紫。
「帰る」
「うあ帰るな北斗」
傷ついたらしく北斗は帰ろうとしてます。紫のために女装までしたのに酷い仕打ちです。
「ふん!これでどうだ!」
レジアスが何かのレバーを引くと紫の縛り付けられていた椅子から電流が放たれた。
「うあああ!!何これ!!」
「羅刹一族はどこまで耐えられるかな!?」
電圧を上げ始めるレジアス。その時だった。
「てああああああああああああああ!!」
「なに!?」
北斗に蹴り飛ばされるレジアス。
「だ!誰だ貴様!!」
女装した北斗に気づいていないようです。紫は。
「まさか・・・ダーリン!?」
「ダーリンは止めろチビ・・・アジャスト」
女装が気持ち悪くなったのかとっとと変身してしまった北斗。
「ふん!」
北斗の一閃で紫が解放される。
「北斗!」
北斗にしがみ付く紫。
「おいおいいちゃつくなら終わってからやれよ」
「黙れ・・・」
「貴様ら!」
レジアスは収監所の奥に待機していたロボットに乗り込んだ。
「まずそう・・・」
『死ね!!』
ロボットの一閃を避ける力達。北斗は紫を力に預けた。
「ウチの嫁が世話になったようだな・・」
レジアスを睨みつける北斗。
『ふん!貴様らただじゃおかん』
「ほざけ!黄竜!」
北斗が陣を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ