第三十四話 北斗の許婚
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れるが・・・
「その程度の技であたしに勝てると思ってんの・・・木、火、土、金、水・・・五つの理・・・五行」
紫も北斗と同じ経文を唱える。
「五色の燐光!!」
紫からも五色の燐光が放たれ北斗の五色の燐光をかき消し北斗を襲った。
「ぐ!」
「馬鹿じゃないの・・・あんたのその技も気力も教えたのあたしなんだから・・・」
「ちっ・・・相変わらず良く喋るチビだ・・・」
「チビ言うな!!」
と紫の身体から名の通り紫の気が噴出した。
「お前・・・完成したのか・・・」
「ええ・・五色の気を超えた六つ目の気・・・あんたが羅刹離れたときは未完成だったけど・・・苦労して・・・苦労して・・・とっても苦労して・・・あんたの伴侶になるべくそりゃあ血の滲むような努力をして・・・」
突然苦労話になってしまったためムードが無くなってしまった北斗。
「で・・・ようやく完成して会いに来たと思ったら・・・浮気しやがって!!」
とりあえず北斗はキャロに向かって手でしっしとやった。キャロは北斗が感情表現が下手な事を知っているためとりあえず意図を把握し撤退し始めた。
「これでよし・・・たく・・・殺せ!死ねばいいんだろ・・・・」
かったるそうに言う北斗。
「よく言ったああああああ!!!助六由縁桜!!」
と適当な技名と共に放たれた紫の気功波が北斗を襲い吹き飛ばされる北斗。
管理局近辺の喫茶店
「ごめんなさい!」
紫がキャロに向かって頭を下げている。因みにメンバーは力、北斗、サイモン、シャマル、ザフィーラ、リイン、キャロ、紫だった。
「い・いえその・・・」
さっきとは明らかに違う紫の態度に畏まってしまうキャロ。
「それにしても・・・北斗が・・・どっかで見たような光景だな・・・」
と力が北斗を同情の眼差しで見ていた。
「それにしても北斗君も悪いわよね〜こんな可愛い子放っておくなんて」
「・・・お前たちに借りを作るのがムカついただけだ」
「こら北斗!相変わらず愛想がない!!」
「・・・・・・・・・・・」
と北斗の頭にヘッドロックをかますと。
「友達は大切にしろって言っただろ!!」
その場で北斗を引きずりながら回転しまくる紫・・・店のテーブルなりが吹っ飛んでます。そして投げ飛ばされる北斗。
「ゲッホゲホッゲホ!!」
北斗は思いっきり首押さえています。
「これがあたしの得意技・・・魔の回転ゴマ」
紫の事を見ていた全員が思ったこと
((((((はやてより凄いかも・・・))))))
「へっくしょん!」
と管理局でデスクワークしながらくしゃみする、はやてだった。
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