第50話 雪原
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プでかわされ、逆にメガトンクラッシュで吹き飛ばされてしまう。
「ゼロ!!」
「天烈刃!!」
セイバーに炎を纏わせた跳躍斬りを繰り出し、カクタンクの胴体に裂傷を刻む。
「ぬうっ!お、己…アイスレイン!!」
天井に掴まって腕を振ることでこちらに氷の弾を飛ばしてくる。
再びシャドウダッシュで距離を詰めるゼロはロッドを真上に構えて繰り出す。
「ソウルランチャー!!」
アッパーカットの要領でカクタンクの顎先にロッドによる必殺技が炸裂。
同じく氷の弾をPXアーマーに換装し、オーバードライブを発動してシャドウダッシュでかわしていたルインも腕に十字手裏剣を発現させた。
「とどめ!十字手裏剣!!」
オーバードライブで破壊力が増した十字手裏剣を喰らい、横一文字に両断された。
「お…おお…泥棒だけに飽き足らず…バイル様への抵抗までも…!裁かれるがいいであーる…バイル様の新しき秩序の元に…!グッ…オオオオッ!!」
カクタンクが爆散し、それと同時に派遣された捜索隊が突入してきたため、ゼロとルインもコンテナの元に向かう。
しばらくコンテナの中を探ると、一人のレジスタンス兵がこちらにやって来た。
「コンテナの中からデータを発見!ゼロさん!ルインさん!データの回収…完了しました!私は引き続き、データを探します。」
『ミッション終了。転送を開始します』
転送の光に包まれた二人はレジスタンスベースに転送された。
「転送終了まで…2…1…転送!!」
ゼロとルインが司令室のトランスサーバーに出現した。
「お疲れ様でした」
ゼロとルインがトランスサーバーから出ると、シエルが駆け寄ってくる。
「二人共…ありがとう…。回収してくれたデータは今、全力で分析しているわ…。過去のデータを分析することで…バイルが今、何をしようとしているか分かるかもしれない。私も…頑張るから…ね。」
「お二人が今まで回収されたデータの入力……今、終わりました。解析に移りました。」
「二人のおかげで、色々な情報が集まったわ……。解析が終わるまで少し時間がかかりそうだから…あっ、そうだ。そう言えばセルヴォが……ハルピュイアの体…大分良くなったって言ってたわ…。ルイン、お見舞いに……行ってあげたら…どうかしら?」
「うん、そうする。それじゃあ」
司令室を後にして、ハルピュイアがいるメンテナンスルームにルインは足を運ぶのであった。
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