第50話 雪原
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がないと動かないらしい。
「使えそうだな」
ゼロがスノーボードに乗ると、スノーボードはかなりのスピードで前進していく。
「え!?ちょっと待って!!」
それを見て急いでルインも前進するスノーボードに乗り込み、ゼロの後ろに立つ。
「はあ…間に合った…」
スノーボードのスピードは徐々に上がっていき、目の前に立ち塞がるメカニロイドを薙ぎ倒していく。
「このスピードなら宇宙船まであまり時間はかからんだろう」
流石に背後から迫ってくる同じスノーボードに乗ったパンテオンは迎撃せざるを得ないが。
「喰らえ!!」
FXアーマーに換装すると、こちらに迫ってくるパンテオンにナックルバスターを構えてショットを連射した。
ショットをまともに喰らったパンテオンは爆散し、しばらく乗ったまま突き進むと岩壁に近付いたためにスノーボードから飛び降りる。
スノーボードは勢い良く岩壁にぶつかり、そのまま別方向に吹き飛んでいく。
「ここから先は徒歩か…」
少しガッカリしたように呟くルインだが、岩壁を蹴り上がり、メカニロイドが妨害してくるが、セイバーで斬り捨てながら宇宙船に向かう。
しばらく進むと地響きが起こり、地中から砂漠で見た大型メカニロイドと同系統の敵が現れた。
「HXアーマー、エネミーアナライジング!!」
HXアーマーに換装してメカニロイドの弱点を探ると、弱点は炎属性のようだ。
攻撃は砂漠で見た物と同じように口が弱いらしい。
ゼロに解析結果を送ると、ゼロはフレイムのボディチップを起動させ、バスターを構えた。
ルインはFXアーマーに換装し、二丁のナックルバスターを構える。
メカニロイドの口がこちらに向いた瞬間にバスターとナックルバスターの銃口が向けられた。
「バーストショット!!」
「オーバードライブ!からの…メガトンクラッシュ!!」
バスターとナックルバスターから同時に火炎弾が同時に放たれ、メカニロイドに炸裂した。
メカニロイドの全体が燃え盛り、そのまま地中に逃げようとしたが、ゼロはメカニロイドが完全に地中に潜る前にダッシュで距離を詰めた。
「烈風撃!!」
強烈な突きがメカニロイドに炸裂し、ダメージを受けすぎたメカニロイドは爆散する。
「お見事」
「余計な時間を食った。先に進むぞ」
坂を駆け抜け、先に進むと再びスノーボードに乗ったパンテオンが迫ってくる。
搭乗者を破壊し、再びスノーボードに乗り込むとスノーボードは加速して前方を突き進む。
前方のメカニロイドはスノーボードが粉砕してくれるのでゼロとルインは後方と上空にのみ警戒をすれば充分。
しばらくして宇宙船に辿り着く。
「思ってたよりも早かった
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