1部分:第一章
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第一章
最凶最悪の魔闘家
最近ネットではだ。ある国の主張としてこんなことが言われていた。
「柔道の起源は我が国である」
その国は何かあるとその起源は自分の国にあると主張するのが癖になっている。どうにも非常に変わった癖であるがそれでもだ。こうした主張をするのが彼等の常になっていた。そしてその対象は主にだ。
日本に対してであった。柔道だけでなく剣道や寿司や折り紙や盆栽、とにかく何でもかんでも起源は我が国にあると主張するのだ。挙句にはソメイヨシノまで起源が我が国にあると主張する。とにかく変わった癖である。
そしてその彼等がだ。こう言うのである。柔道の起源は自分の国にあるとである。こう主張するのである。
そしてだ。そのルーツについても説明する。そのルーツとはだ。
「柔道の起源は我々にあったが豊臣秀吉が持ち去ったのだ」
とにかくこの人物の名前がやたら出て来るのが起源の主張の特徴の一つだ。これが日本軍になったりするが内容は変わらない。主役が変わる位である。
そうしてその豊臣秀吉がなのだ。こうしたというのだ。
「我が国の民衆を殺戮する為に持ち去ったのだ」
戦に使えるからだとかそうではない。彼等の国の民衆を殺戮する為にだというのだ。しかも武道を持ち去ったというのである。おまけに話はさらに続くのだった。
「嘉納治五郎が完成させた」
日本人はここだけは真実とみなせる。だがここからはそうではなかった。
「その日本の柔道家により百万人の我が国の民衆が殺戮されたのだ」
この話を聞いてだ。日本人のある若者達がこう話し合った。
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