天浪島編
S級魔導士昇格試験
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、ルーシィはカナを自宅へと運んだのであった
カナ「いやぁ助かったよ。誰にも気づかれなかったら死んでたね」
ルーシィ「もう! 最近ずっと様子おかしいよカナ」
カナ「どうせミラから聞いてるんだろ? S級試験ノイローゼみたいなモンだよ」
ルーシィ「そう言えば、試験の時期になると決まってギルドをやめるとかどうとか言ってたわね」
カナ「実はさ、もう5回目なんだ。4回も落選した期待ハズレな魔導士なのさ、私は」
ルーシィ「何だぁ、そんな事かぁ。別に何回落ちてもいいじゃない」
カナ「4回も落ちてるのは私だけだよ。だから今回で最後にする。これでS級になれなかったら、妖精の尻尾フェアリーテイルを抜ける」
ルーシィ「ちょっと……そんなにS級にこだわらなくても」
カナ「私はS級にならなきゃいけないんだっ!!!!……S級にならなきゃ、あの人に会う資格はない。私は…」
そう言うと、カナはどうしてもS級にならなければならない理由を話した。涙を流しながら語るカナの話に、
言葉を失いつつも……カナの話に耳を傾けた
カナ「…という訳だ。今回S級になれなかったら、私はギルドを抜ける。もう決めたんだ」
その言葉を最後に、話を締めくくるカナ。すると、ルーシィとは決心したような顔付きで頷き合うと、カナ
に向かって叫ぶ。
ルーシィ「あたしがカナのパートナーになる!!!!絶対にギルドをやめさせたりはしない!!!!必ずカナをS級魔導
士にするから!!!!!」」
カナ「ルーシィ…」
そして……ついにS級魔導士昇格試験の日がやってきたのであった。
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